ワーキングホリデー後で気がかりな帰国後の就職について。
ワーホリが終わりに近づくにつれて、
「帰国後の就職どうしよう」
「ワーホリに就職ってできるのかな。ちゃんとした仕事あるかな。」
など不安になる方も多いのではないでしょうか。
ぼくも一経験者なのでよく分かります。
そこで、今回は帰国後1ヶ月以内ですぐ就職したぼくのワーホリ友達(Mさん/26歳女性/東京)から、就活の流れや仕事をゲットするためのポイントを教えていただきました。
帰国後に就職をお考えの方は参考にしてみてください。
Contents
ワーホリ帰国後から1ヶ月で就職したワーホリ友達(女性)の就活の流れ
ワーホリ帰国してから1ヶ月で就職と聞くと少々遅く感じるかもしれませんが、実際は早い方です。
よほどのコネがある方や、元職場に再就職する方は別ですが、帰国後に素の状態から1ヶ月で仕事を探すのはなかなか大変です。
では、今回ご紹介させていただくワーホリ友達のMさん(女性)の場合はどのようにして仕事をゲットしたのでしょうか。
一連の流れは以下の通りです。
- 帰国後1週間以内に求人サイトへ登録
- 登録してすぐにWebエントリー
- 2〜3週目を目処に面接の案内&面接
- 4週目辺りから徐々に通知が
- ある広告のマーケティング会社から内定をもらう
職種や業態にもよりますが、彼女のように正社員への就職を希望の場合はエントリーから内定まで最低でも1ヶ月以上はみた方が良いです。
ぼくも新卒で就活した時は、エントリーしてから内定まで少なくとも2ヶ月以上かかっていましたし。
1ヶ月以内に内定をもらうための秘訣は?
Mさんは見事、1ヶ月以内に広告のマーケティング会社から正社員としての内定をもらうことができました。
では、なぜこの短期間で仕事をゲットできたのか。
Mさんいわく、面接時にワーホリでの英語習得の話が大きな武器になったといいます。
- 英語が日常会話レベルで話せる
- 人とコミュニケーションを取るのが得意
- 前職で営業経験アリ
英語だけでなく前職の経験も評価されたようです。
新卒ならともかく、転職や第二新卒においては前職での経験がものを言います。
もし、前職で手に職をつけている方や資格保有者の方は、帰国後の再就職でも有利でしょう。
逆に、目立ったスキルやアピールポイントがないと帰国後の正社員としての就職は厳しいかもしれません。
それでも、会社によっては人柄で採用されることもあるので、まずはやってみることが大切です。
どれくらいの時期から準備を始めるべきか?
Mさんの場合、帰国して数日後から就活を始めました。
以下、帰国後の就活のおおまかな流れです。
- 求人サイトへの登録
- 気になる求人へwebエントリー
- 履歴書の準備
- スーツ等の準備
- 面接の準備
就活するなら、まずすべきことは求人サイトへの登録です。
これなしに就活は始まりません。
登録も一つの求人サイト(転職エージェント)だけでなく、複数の登録がおすすめです。
エージェントによっては、履歴書の書き方や面接の練習、マナー教育など手厚いサポートをしてくれます。
職種や待遇もエージェントごとで異なるので、いくつか登録して比較しましょう。
登録は帰国の1週間前くらいに済ませておくと準備が進めやすいですよ。
(転職エージェントによっては登録後1週間前後で電話連絡をしてくるので、出られない場合はその旨を伝えておきましょう)
履歴書は受ける会社によって指定があるはずです。
基本的には市販されている履歴書があれば大丈夫ですが、指定があった場合はそれに従いましょう。
あとはスーツの準備と面接の練習をして本番に臨みましょう。
ワーホリ帰国後の就職・転職におすすめの求人サイト3つ
求人サイトを探してみると、そのほとんどは新卒限定や日本国内での転職、第二新卒向けだったりします。
そんな中、最近はワーホリ帰国後でも安心して登録できるような求人サイトも登場しています。
そんな中でおすすめの求人サイト(転職エージェント)を3社ご紹介します。
JAIC(ジェイック)
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ジェイックは20代の既卒者や大学中退者、フリーターの方向けの就職支援サイトです。
一般的に書類選考で落とされやすいフリーターの方への支援も行っているのが大きな特徴です。
実は、先日あるイベントでジェイックの採用担当者の方と会い、お話をさせていただきました。
その話の中でジェイックの就職支援が特徴的だな、と思ったのは「就職講座」の内容の濃さです。
ジェイックに登録すると担当者からのサポートを受けられるのはもちろん、ジェイック本社(または全国の支店)で7日間にわたる就活のための研修を無料で受講できます。
写真で見ただけでその内容の濃さが分かります。
ワーホリ帰国後だと、日本のビジネスマナーや面接方法など忘れてしまいがちなので、こういった講座は非常にありがたいです。
拠点は東京を初め、横浜、大阪、名古屋、福岡と点在しているので、これらの都市近郊にお住まいの方にはおすすめです。
第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントneoは、対象年齢が18〜28歳と制限がありますが、既卒者やフリーターだけでなく、ニートなど経験・学歴不問でサポートを行っている会社です。
未経験向けの求人も5,000件以上扱っており、過去15,000人以上の就職成功者を排出している実績があります。
また、第二新卒エージェントneoでは入社前に「内定者研修」を実施しているので、名刺交換やマナー、電話対応など社会人としての基礎スキルを学ぶことができます。
DYM就職

DYM就職の最大の特徴は、利用者の制限がないこと。
学歴がない方やフリーター・ニートの方もOKで、年齢も10代・20代であれば無料で利用することができます。
また、DYM就職は「ブラック企業」の排除も徹底しており、厳選された優良企業のみ(正社員)を求人として掲載しています。
転職成功率も96%と高く、述べ5,000人以上の方が就職に成功されています。
IT・看護・保育などの専門職求人サイトはこちら
ワーホリしていて思ったのが、意外と元看護師や元保育士の方が多かったこと。
帰国前に専門職をやっていた方や資格保有者の方で、ワーホリ帰国後も同じ職に就くという方は専門職求人サイトが求人数も多くおすすめです。
以下、有名どころの求人サイトを載せておきます。
【IT・Web系】マイナビエージェント×IT
国内最大級の転職支援実績を持つマイナビエージェント。
一般の就職・転職の分野でも有名ですよね。
職種もシステムエンジニアからインフラエンジニア、製品開発など幅広く、首都圏や関西圏に強いパイプを持っています。
20〜30代の求人が多いので、ワーホリ帰国後ならタイミング的にも良いでしょう。
【看護系】NJBナース人材バンク

元看護師のワーホリ友達に教えてもらった、おすすめ求人サイトです。
日本全国から看護師の求人を探すことができます。
紹介実績No.1で口コミでも高評価を得ているサイトです。
詳しくは、下記公式サイトをご覧ください。
【保育系】保育ひろば

保育士の転職サイトでは有名みたいですね。
ぼくが知り合った元保育士のワーホリ女性も、帰国後にこちらのサイトで転職したそうです。
登録もカンタンで、雇用形態・転職希望時期・生年月日やお名前などを入力するだけ。
条件が合えば最短1日で紹介してくれるそうです。
工場系の求人サイトはこちら
ぼくは帰国後に半年間、ト◯タ自動車九州の工場で派遣社員として働いていました。
その際に登録した工場求人サイトを2つご紹介します。
工場求人ナビ(日総工産)

業界最大手の派遣会社「日総工産」が運営する求人サイトです。
実際にぼくがお世話になった求人サイトであり、派遣会社さんでもあります。
同じ工場の求人でも派遣会社によって待遇が大きく違います。
ト◯タ自動車九州でも色んな派遣会社の人(労働者)がいましたが、数では圧倒的に日総工産が多かったです。
日総工産の個人的に良かったところは、
- 入社特典のボーナスが高い
- 寮費が無料
- 日総工産の社員さんが親切
だったこと。
中でもボーナス(ぼくの時は30万円)や寮費無料は大きかったです。
退職後も、同じ工場系の仕事ならすぐに紹介してくれるなど、サポートもしっかりしている印象でした。
ただ、寮を利用しない場合は他社の方が待遇良かったのと、制服がダサいのがデメリットかも。
寮に住むなら日総工産がおすすめです。
(面接来場でQuoカードもらえます)
工場ワークス

こちらも同じく工場系の仕事専門の求人サイトです。
業界の中ではNo.1を謳っている求人サイトで、その求人掲載数も現状27,000以上。
工場ワークスの中には日総工産の求人も含まれますが、より多くの求人や派遣会社を見るなら工場ワークスがおすすめかも。
【おまけ】東京で仕事・住まいを探す方におすすめの求人サイト
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東京以外にお住まいで、帰国後は東京で働こう!と思っている方におすすめの求人サイトがこちら、「TokyoDive(トーキョーダイブ)」です。
TokyoDiveの大きな特徴は、仕事と一緒に住まいも紹介してくれる点。
基本的に就職・転職エージェントは就職の面倒はみてくれますが、住まい探しは自分で行わなければなりません。
それを、TokyoDiveでは住まいも一緒に紹介してくれるのでありがたいですね。
さらに、TokyoDiveで紹介している物件は敷金礼金などが0円、家具付きなので初期費用だけで30〜60万円も節約できます。
外国人の住むシェアハウスの物件も多く、帰国後も外国人と交流を持ちたい方には都合が良いかもしれませんね。
まとめ
以上、帰国後の仕事の探し方とおすすめの求人サイトをご紹介しました。
帰国後にすぐ就職を考えている方は、あらかじめ帰国前にどのような職種・業態が希望か目処をつけておくと良いです。
ポイントをまとめると、
- 帰国の約2週間前から情報収集
- 帰国後すぐにエントリー
- 履歴書の準備
- 面接の練習
- スーツの準備
このような流れになります。
正社員を目指す方は面接対策も含めてしっかりと準備しておきましょう。
ぼくがやっていた工場の仕事の場合はここまで入念な準備は必要ありません。
工場系の仕事はある程度体力があれば誰でも就職できます。
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