さて、いよいよ始まった2週間中国旅行の第1日目。
セントレア→合肥→重慶と無事に乗り継げた僕は、今回一緒に旅行するマレーシア人友達(女の子)と合流し、ついに旅がスタート。
初日は空港から重慶市内に移動→予約したアコモデーションにチェックイン→周辺の飲食街巡りという流れ。ところが市内に到着していきなりトラブル発生!?
以下、詳しくご紹介していきます。
Contents
まずは現地のお金を手に入れよう
さて、僕は重慶の空港に着いた時点で現地のお金は1元たりとも持っていなかったので早速両替する必用がありました。
なぜ事前に両替しなかったかって?そりゃ、手数料がバカ高いからに決まってるでしょw
基本、日本や現地の空港で両替すると、5万円につき3,000〜5,000円くらいの手数料がかかります。5,000円ですよ!?
1週間海外旅行するなら5万円くらい必用になるかと思いますが、たった5万円両替するために5,000円も手数料払うなんて馬鹿らしいですよね。
かくいう僕もニュージーランドのワーホリを終えるまでこのことに気付きませんでしたw
という事で、巷でもよく紹介されている、もっとも手数料が安く両替できる方法で両替しました。それがこちら▼

ATM!?そう、キャッシングです。僕は今回、エポスカードのキャッシングを使って外貨両替をしてみました。
キャッシングと聞くと利息が着いて高いイメージがありますが、全然そんな事ありませんでした。
まずは、試しに500元をキャッシングしてみました。

すると、ご利用料金と利息で8,165円。これに、ATM手数料216円が加わった、8,381円が日本円の支払い総額になります。因みに、利用した当日の元レートをみてみると、

すごい!ほぼレート通りやん。
しかも、キャッシングのすごい所はどれだけ引き出しても手数料は利息とATM手数料のみという所。例えば3,000元引き出す場合、
3,000元×16.226(レート)×1.5%(利息) + 216円(ATM手数料) = 49,624円
もし、空港で両替するとどうなるか。当日のレートを見たら1元 = 17.3円でした。これを3,000元にすると、日本円の支払い総額は、
3,000元×17.3(レート) + α手数料 = 51,900円 +α手数料
また、両替所によってはプラスαで手数料を取る所もあるので更に支払い総額が増えます。
キャッシングと比較するとその差額は51,900円 – 49,624円 = 2,276円
約5万円分を引き出すだけでも2,300円以上の差額が出るのです。しかも、エポスカードは発行してから最大30日間は海外キャッシングの利息が無料なので、手数料は実質ATM手数料216円のみ。
僕は2週間の中国旅行で約4,000元使いましたが、この計算でいくと4,000円以上の手数料を浮かせられたことになります。キャッシングにして大正解でした。

因みに、中国ではクレジットカードが使えない事が多いので予め多めに現金を持っておく必用があります。かと言って、現金を持ちすぎるのもちょっと恐い。
中国の都市部には24時間営業のATMが至る所に設置してあるので、キャッシングであれば必用な分だけいつでもお得に引き出せて便利でしたね。(中にはVISAが対応していないATMもあるので注意です)
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空港から重慶市内まで

さて、現地のお金を手にして一安心の僕。
ここでマレーシア人友達の到着を待ちます。が、彼女の飛行機到着時間になっても一向に現れない。
到着予定時間から1時間が経って、ようやく現れました。どうやら飛行機が遅れたらしい。中国では飛行機が遅れるなんて日常茶飯事なんだとか。僕が行きで利用した中国東方航空は遅れるどころか、出発時間はピッタリで到着が予定より早めだったので、これは航空会社にもよるんだろうか。
落ち合えた所で、早速重慶市内に向かうためのバスを拾う。タクシーだと高いですからね。バスだと市内まで10元(約160円)で行けます。

一応、地下鉄でも行けるみたいだけど、乗り換えが面倒くさそうなのと目の前にバスがあったので、迷わずバスへ。

そしてバスに乗り込む。やれやれと一息着いたのもつかの間、この後バスの運転の荒さにど肝を抜かされる。
先に言っておこう、中国の運転はむちゃくちゃ荒い。車線何てあって無いようなもの。ウインカー使わないとか、付いている意味ww
1時間のデンジャラスドライブの後、重慶中心部に到着。初日から雨とか、テンション下がりますな〜。

彼女はそうでもないらしいですね(笑)
さて、これから予約したアコモデーション(ホステル)に向かいます。それにしても、重慶には本当に高いビルが多い!

街の中心部は結構近代的な雰囲気で、飲食街も多いなと感じました。食べ物大好きな僕は早くもテンションが上がり始めてまいりました。
重慶来て早速起きたトラブル

バス停から30分程歩いてようやく目的地に到着したと思ったら、いきなりトラブル発生。
あれ!?ホステルらしき建物が見当たらないぞ!?
「Chongqing Kaodiduan Chengqi Laide Youth Hostel」という名前のホステルなんだが、建物はおろか看板すら見当たらない。
たしかにマップ(iOSのマップ)はその位置にホステルがあると言っているのだが、周りを見渡しても飲食店やビルのみ。15分程周囲をウロウロしても全く検討つかなかったので、こうなったら聞いてみるしかない。
ここは、中国語ペラペラな彼女の出番。ちょうどマップが指している所にあるビルの受付の人に聞いてみると、どうやらそのビルの22階の一室にあるとの事。
後でGoogleマップで確認してみると、

確かにこの位置にあるのだ。マジか!そりゃ分からんわ(笑)
とりあえずそのビルの管理人に礼を言い、早速ホステルにチェックインしに行く。が、

超絶分かりにくいw
完全にアパートの一室やんこれ。どうやら、写真奥正面のドアがそのホステルへの入り口らしい。
ノックしてオーナーを呼び、中へ入りチェックインへ。そして、ここで更に重大なトラブル発生!
何と予約が取れていなかったのだ。
え!?予約とったはずじゃぁ?
彼女は間違いなく、Booking.comで予約したらしい。明細もある。しかし、肝心のオーナーがその予約リクエストを見ていなかったらしいのだ。
それなら部屋は空いていないか彼女が尋ねた所、不運にも満室とのこと。マジかー!!
これからまたアコモデーション探さなきゃならんのか〜、と2人でため息ついていたら、オーナーからある提案が。
ここのロビーのソファーで寝る?それともテント張って寝る?
何だ、この究極の選択肢は!ダジャレですか!?と突っ込みたく成る気持ちを抑えて、2人でどうするか考えた結論がこちら▼

結局テント泊になりました。中国来てまでテント泊とか、どんなんやねん!って思いますが、まぁ旅にはトラブルが付き物。ネタとしてありかなという事でテント泊をチョイスしましたw
まぁ、本当は雨で移動が面倒だったのと、目の前に魅力的な飲食街が広がっていて非常に便利な立地だったのでここに滞在する事にしました。
気を取り直して重慶市内の飲食街巡り

さて、気を取り直し重慶市内の観光いってみよー!
と言っても、周りに広がるのは飲食店の数々。どうやら重慶は食べ物の街で有名で、特に辛いものが有名なのだとか。
ということで、今回は辛い物メインで食べ歩きしましたよ。
ホステルを出ると目の前に広がる飲食街。本当に店の数が多くてテンション上がります。

まずは下見という事で、端から端まで歩いてみました。
が、途方もなく遠いので途中で諦め…笑
丁度お昼時でお腹も空いていたので、さっそく重慶料理を堪能すべくある飲食店に▼

名前が辛そうw
写真を見てもこの通り▼

辛い物シリーズが盛りだくさんのラインナップ。
今回はその中で自称フードブロガー(笑)の彼女お勧めの「酸辣粉」を注文。

見た目からすでに辛そう。スープも油ギッシュで、味付けがとにかく濃い。これが、本場のザ・中華料理だ、と言わんばかりのインパクトの強さだ。
そして、一口食べてみると、想像以上に辛かった。マジで辛いこれww
でも、めちゃ旨い!!辛い、でも旨い!
酸っぱい&辛く、モチモチした麺とパクチーとのコンビネーションが病みつきになる。これは、僕の中華料理お気に入りリストにランクインする程、気に入りましたね。

これで8元(約130円)は安い!ただ、辛いので汗が止まりませんでしたがw
中国来たら、酸辣粉はマジでお勧めです。
そして、こちらの店にはこんなものも▼

日本でもお馴染みの串。1本3元(約50円)。安いですね。これ、ビールの良いおつまみになりますよ。
続いて訪れたのが、何だか面白そうなソーセージを焼いている店。

何だこの斬新なタコウインナーは!

目を奪われた僕は迷わず注文。ついでに、中国名物と言われる「臭豆腐」も注文。

臭豆腐とは、豆腐を発酵させたもので、納豆みたいなもの。
「納豆好きなヒロキならぜったい気にいるよ!」という彼女の提案に乗り、買ってみることに。
すると▼

満遍の笑みを浮かべる彼女の右手にはなにやらグロテスクな食べ物が!これが噂の臭豆腐ですか!?
見た目からアウトじゃないですかww
まぁ、納豆食べれる僕なら大丈夫でしょ!という事で早速食べてみると、
意外とウマイ!!
たしかに臭いけど、この風味が何とも言えないクセになる。僕はこの豆腐気に入りましたね。ただ、納豆と同じく好き嫌いがはっきり分かれる食べ物だろうなと思いました。
そろそろスイーツが食べたくなってきたな、という頃に出会ったのがちょっと変わったスイーツ屋さん。

ん、なにやら楽しそうな予感がするぞ!

ということでフルーツパフェの方を注文してみた▼

見た目凄くゴージャスですね。これで20元くらいだったかな。なかなか美味しいですよ。
結構量が多かったので、彼女と分け合いました。
その後、ちょっと裏路地っぽい所に潜入。

この辺は地元の人行きつけの食堂って感じの雰囲気。ローカルな生活風景も見られて面白かったですよ。

さらに、地下街に行ってみると、

そこにはフードコートの数々が。シュウマイや小籠包、肉まん、串、鍋料理など様々な中華料理をここで堪能できます。
歩いていたら、ローソン見つけました。

中国のローソンも24時間営業なんですね。
また、あるデパートの一角にはこんなものも▼

これ、何だと思いますか?
そう、答えはカラオケ。面白いですね。
でも、こんなガラス張りだと集中して歌えないのでは?と思ってしまうのは僕だけでしょうかw
そんなこんなで、面白い発見の多い1日目でした。
レストランの本場中華料理がヤバかった!

さて、街を観光しているうちにあっという間に夕飯時に。
重慶初日はレストランで食べることになりました。
さすがに、1日目で辛いものを沢山食べた僕は、夕食は辛さ控え目の料理が良いなと思っていました。
そして、歩いている途中で気になるレストランを発見。

ここなら、きっと美味しく中華料理を召し上がれそうだぞ。
と、安心していたのもつかの間。彼女が注文した料理はコチラ▼

んんっ!?どう見ても辛そうなものがあるんですが?彼女曰く、
「せっかく重慶来たんだから!辛いもの食べつくそうよ!」
どんだけドSなんですか、おねえさんww
特にスパイシーチキン、半分以上唐辛子なのは気のせいでしょうか?

でも食べてみたら、意外と美味しい!でも辛い!
唯一辛くないと言われている魚のスープは、これが酸っぱいww
辛い!酸っぱい!の繰り返しで、心の休まる時はありませんでした(笑)
結局、1日を通して辛いものを食べ通した僕ら。2人とも翌日に腹を壊したのは言うまでもありませんでしたw
【目次】中国旅行シリーズの記事
【重慶シリーズ】
➡【中国旅行】2日目 重慶 風流漂う飲食街「磁器口」の観光&食べ歩き
➡【中国旅行】3日目 重慶 温泉でリラックス&夜景が素晴らしい「洪崖洞」の商店街を観光
【成都シリーズ】
➡【中国旅行】4日目 重慶→成都へ移動 夜の成都観光&中国一の激辛鍋に挑戦
➡【中国旅行】5日目 成都 人民公園で中国本場のお茶体験&中国の浅草「錦里歩行街」を観光
➡【中国旅行】6日目 成都 世界遺産「都江堰」観光&まるで唐辛子の海!激辛鍋再び
➡【中国旅行】7日目 成都 成都歌剧院の演劇・ショーの鑑賞&安くてうまい店発見!
➡【中国旅行】8日目 成都 パンダの楽園「成都大熊猫繁育研究基地」に行ってきた
【九寨溝】
➡【中国旅行】9日目 バスで成都から九寨溝へ向かう途中、まさかの「ニーハオトイレ」に出会う!
➡【中国旅行】10日目 その1 これが世界遺産の九寨溝!死ぬまでに行きたい場所に認定
➡【中国旅行】10日目 その2 九寨溝行くなら必須!九寨千古情のショーのクオリティーが高過ぎ!
【昆明】
➡【中国旅行】11日目〜最終日 旅はいよいよ終盤に!成都→昆明行きの寝台列車がカオスだった
【中国のお勧めプリペイドsimカードについて】
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