海外へ行く時には必ず海外保険に入りましょう、とよく言われています。
というのも、海外でもしものトラブルがあった時、保険に入っていないと多額の治療費を支払うハメになるからです。
しかし、保険料って結構高かったりしますよね。
1週間で5,000円以上もしたり、留学などで1〜2ヶ月滞在する場合は保険料だけで40,000〜60,000円もしてしまうのです。
そんな保険料を無料にする方法としてよく知られているのが、クレジットカードの無料保険。
ただし、保険のサービスを受けるためにはその会社のクレジットカードを使って旅行費用(航空券、宿泊費、タクシー代など)を支払わなければならない、などの条件付きの場合が多いのです。
そこで今回ご紹介したいのが、年会費無料のエポスカード。
エポスカードの最大の特徴は旅行中にただ持っているだけで最大3ヶ月の海外保険が無料で付いてくるというものです。
今回は、そんなエポスカードのメリットや活用方法などを徹底解説していきます。
これからニュージーランドへ短期旅行やワーホリ、留学で行く方はぜひチェックしてみて下さい。
Contents
エポスカード(epos)の大きな特徴

まずはエポスカードの大まかな特徴をご紹介します。
- 年会費が永年無料
- 最長3ヶ月(90日間)の海外旅行保険が自動付帯
- 紛失・盗難時の不正使用も全額補償
- 24時間いつでも日本語での電話相談が可能
- 即日発行が可能
巷には年会費が無料のカードが沢山ありますが、よくよく見ると条件付きだったり2年目以降は年会費が発生するなんてワナがあります。
ところが、エポスカードの場合は条件関係なく年会費が永年無料です。
そして、最長3ヶ月(90日間)の海外旅行保険が無料で付帯してきます。
どうせカード使わないと保険下りないヤツでしょ?(利用付帯)
と思うかもしれませんが、エポスカードの海外旅行保険は利用付帯ではなくて自動付帯なので、持っているだけで保険のサービスが受けられるのです。
※利用付帯の場合、旅行時の航空券・宿泊費等をカードで支払う事が条件となります
さらには、カードを紛失・盗難に遭って不正使用されても61日前まで遡って全額補償までしてくれます。
何かトラブルが発生したり分からない事があれば24時間いつでも日本語での電話相談ができるのも大きな特徴です。
エポスカードは申し込んでから、最短でその日のうちに発行してもらうことも可能なので、急ぎでカードを作りたい!という場合も便利です。

エポスカード自動付帯の海外旅行保険がすごい!

エポスカードの気になる補償内容と補償金額を見ていきましょう。
補償内容 | 補償金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 2000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
これを見る限りだと、死亡時の保険金が少ないのが気がかりかもしれません。
しかし、保険で重要なのは「一番起きやすいトラブルの補償内容が充実しているかどうか」です。
例えば、ニュージーランドで一番トラブルに遭いやすい項目は、病気・怪我・盗難です。
よくみてみると、エポスカードは傷害治療費は200万円、疾病治療費用は270万円のように、起きやすいトラブルに対しての保険が高額に設定されている事が分かります。
また、携行品損害・盗難に関しても最高20万円と、有料保険に匹敵するレベルの手厚い内容であることがわかります。
病気や怪我に対する手厚い補償

現地の環境に慣れないうちは体調を崩したり、何かしらの病気にかかってしまうなんて事があると思います。
ぼくのワーホリ友達もニュージーランドに入国して1週間で39℃の高熱を出してしまいましたが、海外行くと環境がガラッと変わるので体調管理が難しいんですね。
そんな時にエポスカードの疾病補償が大活躍。
具体的には治療費・入院費・薬剤費などに対し、最高270万円まで補償してくれます。
もし海外でお医者さんにかかったらビックリするくらいの高額治療費を請求されます。
ちょっとの入院ですら数十万円、中には百万円以上のケースもあるのです。
こうした理由から、海外旅行保険は入っておいた方が良いんですが、エポスカードの補償内容なら安心して良いでしょう。
また、怪我をした場合も最高200万円まで補償されます。
特に海外旅行でアウトドアのアクティビティがメインの方は怪我をするリスクも高いので、保険があれば安心ですね。
ただ、ニュージーランドで怪我をした場合(病気は対象外)、ACCという国の機関が治療費を全て負担してくれるという制度があります。
これはニュージーランドの住民だけでなく、留学者やワーホリメーカー、旅行者も対象になるので、怪我をした場合はACCを利用するという手もありますよ。
携行品の盗難や破損に対しても補償される

旅行でよくあるトラブルが携行品の破損や盗難。
特にニュージーランドでは盗難が多く、人口あたりの盗難率は日本の8倍といわれています。
大切なカメラが盗まれてしまった!
パスポートが盗まれた!
なんて日常茶飯事です。
また、盗難ではなく、不注意で落として破損させてしまうこともあります。
そんな時エポスカードがあれば、持ち物の破損や盗難に対して最高20万円まで補償されるので安心です。
現地の病院でお金を支払わなくて良いキャッシュレス診察が可能

エポスカードのすごいところは、キャッシュレス診察に対応しているところ。
キャッシュレス診察とは、お金を持っていなくても現地の病院で診察してもらえることをいいます。
キャッシュレス診察に対応していない場合、診察を受けるためには一時的にお金を建て替える必要があります。
しかし、治療の内容によっては一時的に数十〜百万円の大金を建て替える必用があり、もし十分な手持ち金が無い場合だと診察自体受けられないこともあります。
そういった事も考えると、キャッシュレス診察がいかに便利かがわかります。
サポートデスクには24時間いつでも日本語で相談できるので、いざという時も安心ですね。
ニュージーランドにいる場合→ 0800-885-056
オーストラリアにいる場合→ 1-800-101-264
※上記の番号に掛けると、現地の海外旅行保険事故受付センターに繋がります。
カード紛失・盗難時の不正使用も全額補償!
クレジットカードで恐いのが紛失・盗難などによる不正使用。
日本国内ならともかく、海外でカードを紛失・盗難に遭ったらほぼ間違いなく返ってこないでしょうし、不正使用されている可能性も高いでしょう。
そんな時、エポスカードなら紛失・盗難時の不正使用も61日前まで遡って全額補償してくれるので安心です。
また、カード利用毎にメールが送られてくる通知サービスもあるので、もし不正使用されていたら直ぐに気付くことができます。
カード紛失・盗難時であれば直ぐに止められるので良いですが、スキミング被害に遭ったらいつどこで使用されているかなんて分からないですよね。
カードの紛失・盗難の際も、24時間、年中無休で東京のエポスカード紛失受付センターが対応してくれるので安心です。
ニュージーランドから掛ける場合→ 00-800-53403333
オーストラリアから掛ける場合→ 0011-800-53403333
※上記の番号に掛けると、直接エポスカード紛失受付センターに繋がります。
エポスカードのその他お得な特典
実は最安!海外両替でお得なキャッシング
海外行くなら必用になるのが現地のお金。皆さんはどのように両替していますか?
恐らく日本か海外の両替所で両替している方が多いと思いますが、この現金両替は一番手数料が高くつく方法です。
実は、キャッシングを使って海外のATMから現地通貨を引き出した方が最も手数料が安いってご存知でしたか?
例えば、5万円をニュージーランドドルに両替する場合、日本の両替所、NZ国内の両替所、エポスカードのキャッシングでそれぞれかかる手数料は以下のようになります。
両替方法 | 1NZD当りの手数料 | 5万円換金時の手数料 | 10万円換金時の手数料 |
---|---|---|---|
日本で現金両替 | 約9円 | 約5,000円 | 約10,000円 |
NZで現金両替 | 約5円 | 約3,000円 | 約6,000円 |
現地通貨キャッシング | ATM手数料+利息1.5%(30日) | 955円 | 1,694円 |
みていただければわかると思いますが、両替所だと5万円の両替だけで3,000〜5,000円もの手数料がかかるんですね。
両替手数料は1NZドルごとに決まっているので、両替金額が大きければ大きいほど手数料も高額となります。
こう比較してみると、キャッシングが一番お得に両替できることがわかります。
エポスカードは初回のキャッシングの利息(30日間)が0円
エポスカードは初回のキャッシングの利息が0円といううれしいサービスもあります。
先ほどの表でもご紹介しましたが、5万円分のニュージーランドドルを引き出すにはATM手数料と利息分の手数料がかかります。
つまり、キャッシングの利息が0円ということは両替手数料=ATM手数料のみ、ということになります。
初回は何ドル引き出してもATM手数料のみなのでお得です。
(もちろん、キャッシング枠の金額の範囲内でです)
ワーホリや長期留学で現地に到着したばかりの方は、現地で銀行口座ができあがる&海外送金が完了するまでの間はお金に困るかもしれません。
そんな時に備え、キャッシングで生活費をまとめて引き出しておくと良いかもしれません。
2回目以降はネットの繰り上げ返済(Pay-easy返済)が便利でお得

2回目以降のキャッシングも手数料を最小限に抑える方法があります。それは繰り上げ返済。
つまり、クレジットカードの締め日(27日)を待たずに先に振込返済してしまえば、その分利息は最小限で済みます。
例えば、6月1日に5万円キャッシングして27日の締め日まで放置した場合、発生する利息は
50,000(円)×0.015(%)×26/30(日) = 約650円
となりますが、振込返済を2日後にやってしまえば約600円を浮かせることができます。
エポスカードは海外にいながらPay-easy返済機能が使えるため、海外でキャッシングしたらすぐにインターネットバンクから振り込んで完了です。
返済はパソコンからもスマホからもできるので、海外旅行でパソコンを持っていなくても手軽にできるので安心です。
ネットからの新規入会&利用で最大8,000円分のポイントがもらえる
エポスカードをネットから申込むとさらにうれしい特典もあります。
ポイント | ポイント付与条件 | |
---|---|---|
新規入会特典 | 2,000円分 | ネットからの新規入会 |
マルイ(Visa加盟店)でのショッピング利用 | 3,000円分 | 10万円以上のカード利用 |
1,000円分 | 3万円以上のカード利用 | |
500円分 | 1万円以上のカード利用 | |
ネット通販での買い物 | 1,000円分 | 2万円以上のカード利用 (Amazon, 楽天など) |
携帯電話のエポスカード払い | 1,000円分 | 3ヶ月以上の継続利用 (番号お預かりサービスもOK) |
エポスVisaプリペイドカードへのチャージ | 500円分 | 10,000円以上のチャージ |
キャッシングサービス利用枠設定 | 250円分 | キャッシング利用枠10万円以上の設定 |
エポスカード公式アプリの利用 | 250円分 | エポスカード公式アプリのダウンロード&ログイン |
上記、各項目の条件を対象期間中(カード発行の翌月末まで)に満たせば、最大で8,000円分のポイントがもらえます。
ポイントをゲットしたら海外旅行に必用な物を買ったり、ワーホリなら今後の生活に必用な物を買い揃える事もできますね。
また、ポイントはQuoカードや商品券などと交換したり、auWalletなど提携先のポイントと交換する事もできます。
賢く貯めて、賢く使いましょう。
エポスカードのデメリット
そんな良いことづくめのエポスカードですが、以下のようなデメリットもあります。
- カードを携帯していないと保険サービスが受けられない
- 歯の治療は保険の対象外
- マルイ店舗以外でのポイント還元率が0.5%と低い
カードを持っているだけで保険サービスが受けられるゆえに、カードが手元に無いとサービスが受けられません。
特に注意して欲しいのが紛失や盗難。いざという時にカードが無いでは困りますよね。
そうならないためにも、クレジットカードは首からぶら下げてシャツの中に隠す、もしくは腹巻きに入れておくなど自己管理はしっかりとしましょう。
2つ目のデメリットは「歯」の治療費が対象外であること。ニュージーランドでは歯の治療費があり得ない程高額なので、もし万が一歯の治療が必用になった場合は多額の治療費を実費で支払わなければなりません。
ただ、日本の有料海外保険でも同様に歯科治療が対象外の場合が多いので、虫歯が心配であれば渡航前に治療しておくか歯科治療も対象の海外保険に入っておきましょう。
3つ目のデメリットはマルイ店舗以外でのポイント還元率が0.5%と低いことです。
楽天カードは1%であることに比べるとその低さが分かるかと思います。
ただし、マルイの店舗・通販であればポイント還元率が1.0〜1.5%と高めなので、マルイで買い物する方には関係ありませんね。
エポスカード特徴まとめ
以上、ご紹介しましたが、最後にエポスカードの特徴やメリットを再確認していきましょう。
- 年会費が永年無料
- 即日発行も可能(店舗受取りのみ)
- 海外旅行保険が自動付帯(最大90日間)
- 病気、ケガ、盗難に対する補償が手厚い
- キャッシュレス診察
- 不正使用は61日前まで遡り全額補償
- キャッシングの外貨両替の手数料が最安値(初回は利息0円)
- ネットでの申込み&カード利用で最大8,000円分のポイント
年会費が永年無料でここまで手厚い補償があるクレジットカードはなかなかないでしょう。
普段使いなら楽天カードの方が便利ですが、エポスカードはいうなれば海外へ行く時にその真価を発揮するカードでしょう。
こんな人にお勧め
以上、今回僕がエポスカードをお勧めしたいのは以下の方。
- 海外旅行へよく行く方
- 海外で3ヶ月以内の留学をする方
- 保険料を安く抑えたいワーホリの方
エポスカードは海外旅行保険が手厚いため、海外へ行く方がその恩恵を最大限受けることができるカードです。
もちろん、日本国内でもマルイを利用する方なら便利なカードですよ。
旅行者や留学の方だけでなく、保険料を安く抑えたいワーホリの方にもお勧めです。
ワーホリする方の多くは日本でワーホリ専用保険に入ると思いますが、1年間で保険料が20万円以上もかかります。
そこで保険料を安く抑える方法の1つとしてユニケア保険+エポスカードの組み合わせが最強です。
※ユニケア保険は日本の保険と同様、ニュージーランド入国前から加入する必用があります。基本的には渡航後の加入はできないので注意しましょう
ユニケア保険の補償内容は日本の保険とほぼ同じでありながら、その掛け金は実に3分の1以下と日本の保険に比べて格安で加入することができます。
ただし、ユニケア保険はニュージーランドの保険なので日本語サービスが受けれないのとキャッシュレス診察ができないデメリットがあります。
特に英語が不安な方であれば、英語に慣れていない最初の3ヶ月はエポスカードの保険を利用し、英語に自信が付いてくる3ヶ月目以降はユニケアの保険を利用するという手もあります。
エポスカードの申し込みはスマホからでもカンタンにできるので、検討中の方は公式サイトをチェックしてみてください。

まとめ
以上、エポスカードのメリットや活用方法をご紹介しました。
最後にエポスカードの主な特徴をもう一度おさらいしておきましょう。
- 年会費が永年無料
- 海外旅行保険が自動付帯(最大90日間)
- 病気、ケガ、盗難に対する補償が手厚い
- キャッシュレス診察
- キャッシングの外貨両替の手数料が最安値(初回は利息0円)
海外旅行や留学だけでなくワーホリへ行く方にもとても便利なカードです。
ぜひ、日本出国前に作っておきましょう。
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