仕事を辞めて海外で1年以上生活するという人生の一大イベント、ワーキングホリデー(ワーホリ)。
そんなワーホリで、あなたはこれから色んな人と出会うでしょう。
そして、もしかしたら運命の外国人パートナーと出会って結婚を考えるかもしれません。
でも、外国人との結婚はあなたが想像している以上に大変かもしれません。
いったい、何が大変なのか。もし結婚をするならどんな覚悟が必要なのか。
今回は、ワーホリ中に出会ったパートナーと結婚をお考えの方に向け、本気で結婚をする前に知っておいてほしいことをお伝えします。
ぼく自身もワーホリ中に出会った外国人女性と付き合い、国際結婚について考えたという経験も踏まえてお話します。
Contents
ワーホリ・留学がきっかけで出会う・結婚する人は多い?

結論からいうと、ワーホリや留学がきっかけで出会い、結婚する人は多いです。
特に女性が圧倒的に多いです。
ぼくがワーホリしていた時も、知り合った日本人女性の半数近くは外国人彼氏ができた、もしくは結婚する予定だといいます。
また、すでにニュージーランド人と国際結婚している女性の多くは留学やワーホリで出会ったといいます。
なぜ、ここまで日本人女性の国際恋愛・結婚が多いのかというと、日本人女性は外国人男性からめちゃくちゃモテるからです。
日本人女性はニュージーランド人男性からはもちろん、世界中からモテます。
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ワーホリや留学する日本人女性は海外生活にも文化にも抵抗がない人が多いためか、外国人男性からプロポーズされたらすんなりOKする人も多いんだそう。
逆に日本人男性は外国人女性(特に白人女性)からはモテないので、ワーホリで結婚する日本人男性は少ないです。
実際に、ニュージーランドで日本人男性&ニュージーランド人女性のカップルは2組しか見かけませんでした。日本人女性&ニュージーランド人男性カップルは20組以上見ましたが・・・笑
国際結婚するなら覚悟すべき5つのこと
日本人女性は海外に行くとモテモテなので、ついつい後先考えずに「結婚」と結論付けてしまいがち。
恋愛のうちならまだ幸せで良いですが、これが結婚となると話は別です。
さまざまな課題を乗り越えなければなりません。
ここでは国際結婚する上で乗り越えなければならない試練、覚悟すべきことを5つご紹介します。
今、国際恋愛中の方、これからワーホリで外国人と出会って結婚したいと考えている方は参考にしてみてください。
親を説得できる覚悟はあるか

国際結婚を考える上で一番大切なのが両親を納得させられるかどうか、です。
国際結婚に理解のある両親なら問題ありませんが、中には国際結婚に対して偏見を持つ両親もいるでしょう。
特に女性の親は、娘が遠い国の安全かも分からない場所で生活することが心配でたまらないはずです。
言葉も通じないので、彼が娘のことを本当に幸せにしてくれるのか不安に思うかもしれません。
もし本気で相手が好きで結婚したいと考えているなら、両親が納得できるだけの「彼の魅力」を伝えてあげましょう。
どうせ結婚するなら両親だけでなく兄弟、友達にも応援されながら結婚したいですよね。
日本を離れる覚悟があるかどうか

国際結婚して相手国に住むことになったら、当然日本を離れなくてはなりません。
結婚している限り相手国で生活することになるので、日本に一時帰国できる回数も期間も限られてくるでしょう。
日本は治安も良くインフラも整っている、食べ物も美味しい。
大げさかもしれませんが、そんな素晴らしい日本を捨ててでも彼と海外に住む!という覚悟は必要でしょう。
「日本なんてもう懲り懲りだ!」
という方はあまり気にしなくても良いかもしれません(笑)
結婚相手の母国語を習得する覚悟はあるか

国際結婚して相手国に住むのであれば、相手国の母国語を習得する必要がでてきます。
結婚相手が英語圏の男性なら良いですが、中には結婚相手がドイツ人、フランス人、スペイン人なんていう場合もあります。
実際、ニュージーランドはヨーロッパ人のワーホリが非常に多かったので、ヨーロッパ人男性と付き合う日本人女性もめずらしくありません。
2人でいる間は英語で通じ合いますが、相手国で相手の両親やご近所さんとコミュニケーションする時は・・・
言わなくてもわかりますよね^^;
結婚するなら、相手の母国語の習得は必須だと心得たほうが良いですよ。
相手の文化や価値観を受け入れる覚悟はあるか

2016年度の厚生労働省のデータで、国際結婚したカップルの離婚率が発表されていました。
なんと、約50%近くが離婚しているといいます。
離婚の原因で一番多かったのが価値観の違いからくる「性格の不一致」です。
国も違えば宗教や育った環境、考え方もまるで違うのでしょうがないですよね。
相手とうまくやっていくためには、「相手の許せるところは許す」などお互いの価値観の違いをいかに受け入れ、尊重するかがポイントとなります。
相手国の環境&コミュニティに馴染むことができるか

夫婦仲が良くても相手国の環境やコミュニティが自分に合わずに帰国&離婚してしまうケースもあります。
具体的な例を出すと、子供の保育園の送り迎えや地域行事など。
子供が成長してくると、周りのコミュニティとの接触は避けて通ることはできません。
また、ニュージーランドも含めて海外ではご近所さん同士で頻繁にパーティーを開き、交流を深めます。
ただ、人種が異なる上に言語面でハンディを負っている我々日本人として、現地のコミュニティに溶け込むのはなかなか勇気のいることかもしれません。
国際結婚するということは、将来的にこうした試練を乗り越える覚悟が必要です。
帰国してから日本で出会うのは難しい?

以上、国際結婚する上で覚悟すべきポイントをご紹介しました。
国際結婚を考えていた方にとっては、少々残酷な内容だったかもしれません。
ただ、これは外国人女性を彼女に持つぼくにも言えることです。
ぼくは正直、国際結婚する覚悟は全然ありません。人見知りで日本大好きなぼくは、日本人女性と結婚したいと切実に考えています(笑)
こんなこと言ったら世の女性に怒られるかもしれませんが、タイプの日本人女性が現れたら迷わずにその女性と結婚します。
ただし、ワーホリ後に帰国してから日本で出会うのは個人的には難しい、と感じています。
これは男女共通で言えることですが、具体的になぜワーホリ後は日本での出会い・結婚は難しいのか、男女別にみていきましょう。
【男性】
男性の場合は就職していないと女性から結婚対象としてみてもらえない可能性が高いようです。また、会社を辞めてワーホリした男性=忍耐力がないと思われ、再就職してもまた辞めるのではないか?と思ってしまうことも考えられます。
【女性】
女性の場合、20代後半でワーホリへ行く方が多いため、帰国後は30代間近と年齢的なハンディキャップがあるからです。実際、ネットでの婚活で男性が女性を検索する時、30歳以上の女性は検索対象外となることが多いようです。
もちろん、あくまで一般論であって例外もあります。
確かに女性の場合は年齢的なハンディキャップはあると思いますが、相手にこだわり過ぎなければ出会いは十分あるでしょう。
ぼくは帰国後にペアーズとマッチ・ドットコム
に登録していましたが、マッチドットコムは年齢層が高めで本気で婚活している男女が多い印象でした。
逆にペアーズは若い女性が多いので、彼女たちに勝つアピールポイントがあると良いでしょう。
とにもかくにもやってみないと分かりません。
ぼくみたくやっぱり日本人と結婚したい、という方はまずは行動です。
なにか良い出会い、発見があるかもしれませんよ。
外国人と結婚したい、という方は今までご紹介した「5つの覚悟」を決めてから結婚に踏み切りましょう。
あたなに素敵な出会い、結婚生活が訪れますように。