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NZのグレートウォーク「Lake Waikaremoana」4日間の波乱万丈な登山体験談

もう僕がワーホリ初期の頃の話ですが、ニュージーランドに来て2ヶ月目に北島のグレートウォーク(Great Walks)の1つ「Lake Waikaremoana」に4日間トレッキングしに行ってきました。

まるで鏡のように美しい湖に何度も魅了され、さすがグレートウォークだなと思わせるほどの素晴らしいコース。今思えば本当に楽しい4日間でした。

しかし、決して平穏な4日間ではありませんでした。体力的にきつかったり、トラブルに見舞われたりと、まさに血と汗と涙ありの波乱万丈な4日間。

そんな、壮絶なる登山の体験談をお話していきます。

北島のグレートウォーク「Lake Waikaremoana」について

出典:https://www.themissingyear.com/archives/2071

Lake Waikaremoana(ワイカレモアナ湖)はニュージーランドに9つあるグレートウォークのうちの1つ。手付かずの自然が広がる、更に奥地にあるワイカレモアナ湖は「内陸のフィヨルド」とも呼ばれる、とても美しい湖の一つなのです。

周囲には3〜4日間かけて歩くトレッキングコースをはじめ、カヌーやカヤックも楽しめます。また、キャンプ場にあるお店でライセンスを購入すれば釣り(フィッシング)も楽しめます。

宿泊施設は目立ったホテル等はなく、ホリデーパークやキャンプ場が数か所にあるくらい。

ワイカレモアナ湖の場所は北島中心部のタウポから東側にある、Te Urewera 国立公園内にあります▼

 

アクセスは車のみで、道路はほぼオフロードでエグい事になっているのでレンタカーなどの一般車だと大変です(後述します)。まぁ、行けないことはないですよ、僕もポンコツカーで行きましたからw

 

4日間の壮絶なトレッキング体験談

今回歩いたコース

まずは今回歩いたコースを紹介しよう▼

 

今回歩いたのは上の写真の通り。Waikaremoana Holiday Park からスタートし、4日間で湖を半周してフェリー(Water Taxi)で戻ってくるというコースです。

本当はHoliday Park から Onepoto Bay までフェリーで行けるんですが、片道20ドル(約1,600円)もするんで節約のために全て歩きで行きました。今思えば、20ドル払ってでもフェリー使えばよかったと後悔(笑)

こちらが標高差の目安▼

 

まず、1日目が一番ヤバいやーつですねw

しかもOnepoto Bay からです。僕らはWaikaremoana Holiday Parkから歩いて来たので、スタート地点で既に死にそうでしたw

20ドルケチるんじゃなかった〜w

そして2日目も下りがパネェ(笑)それ以降は、割と穏やか、に見えますが…

まぁまぁ、これから起こる壮絶なる出来事をじっくりとご覧下さい(笑)

 

壮絶なるトレッキングの記録

トレッキング前日(ホリデーパーク)

まず、このホリデーパークに到着するまでが大変だった。ワイカレモアナ湖は国立公園の本当に奥地にあるため、アクセスが非常に悪いのだ。

そして、道路も途中から砂利道に変わり、当時ポンコツ車に乗っていた僕にとっては死活問題だった。このオフロードを果たして何時間走っただろうか。とにかくヒヤヒヤしながら運転していたのを覚えている。

この道については後半で記述しよう。

さて、長時間ドライブの末、夕方前にようやく目的地のWaikaremoana Holiday Park(ワイカレモアナ・ホリデーパーク)に到着。

精神的に疲れきっている僕を癒やしてくれるほど、のどかで綺麗な景色だった。

このホリデーパークはしっかりと整備されており、キッチンや冷蔵庫などの設備も充実▼

そして、ホリデーパークなのでテント泊します▼

なんだこの異常に生活感のある空間はw

因みに当時の僕のポンコツ車(走行距離20万キロ)です。険しい道をよくここまで耐えて走ってくれた!

→まさか3ヶ月後に廃車になってしまうなんて、この時は夢にも思っていませんでしたw

 

1日目(ホリデーパーク〜Onepoto Bay〜Panekire Hut)

さて、いよいよトレッキング当日。ワクワクと不安が交差するこの気持ち。

まずはホリデーパークからスタート地点の Onepoto Bay まで徒歩で行きました。いや〜超しんどかった。

一応、そこへ行くまでに登山者用のルートはありましたが、アップダウンが激しかったりそもそもルートが狭いし、なんかどんどん暗くなってこの先行き止まりなんじゃないか?って不安にもなったり。

20ドル払ってでも、フェリーでスタート地点まで行けばよかったと後悔w

まぁ、過ぎたことだし気にしない♪こちらがそのスタート地点手前▼

今ならもれなく僕の友人によるガイドが付いていますw

しばらく進むと、あった!ここからが本当のスタートだ▼

この時点ですでに疲れ切っていた僕ら。奥には逆方向から来た外人グループが。皆すでに下山して、帰りのバスを待っていることろだった。

僕たちも一緒に帰って良いですか?ww

気を取り直して先に進むぞ▼

しばらく登るとこんなに開けた景色が▼

これ、めっちゃ綺麗!生で見たら迫力全然違いますよ!!

写真下手でごめんなさいw

ここは記念撮影のベストスポット。

なに、このドヤ顔はww

さて、記念撮影に時間をかけまくって充実に休憩した後、壮絶な登りが僕らを襲った。

この後、登り登り登り!!しかも急登!エグいことこの上なかった。当然ながら写真を撮る気力は1ミリもありませんw

無心で登り続けて、もう無我の境地に入っていた気がするw

ん?何か木の階段見えてきたぞ!

これはもうすぐゴール何じゃね?

と階段なのになぜかテンションが上がっていた僕。ハイテンションな僕は早くハットに着きたいという想いからついつい早足になっていた。

が、後ろを振り返ると僕の友人の無残までの疲れようにふと我に帰ったw

その表情には「もう、限界です助けて下さい何でもしますから」という全身全霊のメッセージが込められているような気がした。

あとちょっとだから頑張〜!

つ、ついに到着!!

長かった〜。実に長かった。ホリデーパークを出てから8〜9時間は歩いたと思う。

疲れも半端なかったが、それ以上に達成感は大きかった。小屋に着いたら早速部屋へ▼

見てビックリ!ほぼ満員じゃないですか、兄さんw

とりあえず、空いている場所を確保。幸い僕の大好きなかどっこをゲット♪

登って疲れ切った後に寝転がるこの瞬間がたまらなく幸せなんだよな〜ww

さて、この後夕食を作りにいくのだが、人多すぎw

そして、ここで致命的にショッキングな事を知る。水がキタナイ….ちーんw

え?マジで、デジマ!?小屋の水は煮沸すれば飲めるって聞いていたけど、これ飲めるレベルじゃないぞ(゚д゚)!

小屋の水を頼りにしていた僕らは、ここで「もっと水を持って来ればよかった」と後に後悔する事になる。

 

2日目(Panekire Hut〜Waiopaoa Hut)

さて、1日目は上の住人のイビキが煩くてよく眠れなかったけど、体調は万全で迎えた2日目。

なんと天気は雨。しかも結構強い雨。テンションだだ下がり↓↓

この日は写真1枚も撮れずにただ黙々と歩き続けた。なので、あまり記憶に残っていないw

そして3〜4時間程で次泊まる小屋に到着▼

就くの早すぎwまだ午前中なんですけどw

しばらくして雨が止んだので、濡れたものを干す。そしてしばらく寝る。

そして、夕食を作る。

皆長袖、ジャケットを着込んでいるが、当時夏なのにも関わらず結構寒かった。

山の上は夏でも寒いので防寒具は手放せない。そして、温かいスープも。

部屋は昨日のよりも清潔感あって良い感じ▼

近くにはワイカレモアナ湖もあり、ここで今後の人生についてしばらく考えていた▼

 

3日目(Waiopaoa Hut〜Marauiti Hut)

さて、トレッキングも3日目を迎えた。

そろそろシャワー浴びたい、アイスクリーム食べたいww

標高差のピークは1〜2日目だったので、3日目のこの日は割とリラックスしていた。

そんな矢先に事件は起きた!!

小屋の水頼みだったため必用最低限の水しか持ってきていなかった僕らは、そろそろ水なくなるヤバいしぬ〜ってことで、途中にあるキャンプ場で水を汲むことにした。

キャンプ場の水ならきっと大丈夫でしょ。なんて軽く考えていた。そして何を思ったか、残り1リットルちょいの水が残っているプラティパスの中にキャンプ場の水を注ぎ足してしまったのだ。

そして中を見てビックリ!何と、変な虫が湧いているではありませんか(゚д゚)!

やっちまった!!!

もうこれ飲めないでしょ。いや、飲みたくないでしょ(泣)これで、僕の貴重な財産(水分)が跡形もなく消えてしまったのだw

そして事もあろうか、友人まで同じことやらかしてしまったのだ。こりゃヤバイww

幸い、僕には500mlペットボトルの水がまだ残っていたので今日1日はこれで生き抜くしかない。

この日以上に水のありがたみを実感した日はなかったですね。

さて、気を取り直して林道を進んでいく。

途中、こんな吊橋が▼

高所恐怖症の人はこれ無理だろうな〜って感じの吊橋。高い所好きには萌える橋w

林道を抜けて開けてくるとこの景色▼

良い天気、の反面強い日差しが僕らの体力を奪っていく。ただでさえ、水の残弾が少ない僕にとっては死活問題だ。

美しい景色をよそに、僕の頭の中は水のことでいっぱいw

どうやって水を確保しようか〜。

考えて考えて考えて….

そうこうしているうちに、ハットに到着▼

昼過ぎに着いた時は誰もおらず。中はこんな感じ▼

部屋は広々としていて過ごしやすそうだ。ただ、ハエやサンドフライがウザいww

さて、水をどうするかだが、良い方法を思いついた↓

そう、湖から持って来ればよいじゃんw

しかも結構透き通ってて綺麗だったし、これは期待できるぞ♪

早速ハットに持ち帰って、コッフェルで煮沸。しばらく冷ましてから飲んでみたら…

 

 

なんじゃコレは!?クソ不味いやんけ((((;゚Д゚))))

いや、不味いというよりは超渋かった。あまりの渋さに涙が止まらないw

しかし、もう既に水の残弾0の僕らはこの不味い水を飲むしか生きる道はなくなった。

もういいや、明日帰れるし、あとちょっとの辛抱や!人生開き直りが大切。

 

4日目(Marauiti Hut〜Water Taxi Pick Up〜ホリデーパーク)

いよいよ4日目、最終日を迎えた。ん〜なんて美しい湖なんだろう。

鏡のように反射する湖の美しさに見惚れ、今までの疲れが吹っ飛んでしまいそう。

さて、最終日ということでテンションは最高潮。頭の中は水とアイスクリームw

「やっと美味しい水が飲めるぞ!!」

「街に行ったら絶対抹茶クリームフラペチーノ頼むぞ!」

そう考えただけで、周りのけしきが見えなくなってきました。嘘ですw

あまりのテンションの上がりようで、写真ほとんど撮ってなかったw

3〜4時間歩いたら、そこには最終地点の Whanganui Hut があった。

フェリーのピックアップ場所はここから更に20分程進んだ場所にある。

一応、看板が出ていたが撮るのを忘れてしまったw

12:30頃ピックアップ場所に到着。30分程待ってから、ついにフェリーが現れた▼

待ってましたよ〜兄さん。

これをもって無事に波乱の4日間が終わった。フェリーの運航中、「今までこんなに歩いてきたんだな〜」と景色を見ながら感激していた。

僕の友達は感激する余裕すらなかったようだw

振り回してすいませんw

その後、キャンプ場の売店に一目散に駆け込み、水とジュースとアイスを買ったのは言うまでもありません。

人生で一番美味しい水だったな〜。

因みに、水の値段は5ドル(400円)。普通なら高いと感じるがこの時は値段のことはどうでもよかった。ここで、お金よりも水の方が大切だという事を学んだのだったw

 

「Lake Waikaremoana」へ行く際の注意点まとめ

以上、壮絶なる体験談をお届けしました。最後に、Lake Waikaremoana に行く際の注意点についてまとめておきます。

これからワイカレモアナ行く方は参考にしてみて下さい。

 

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ホリデーパークまでの道路があり得ないほどエグい

前半でも述べましたが、ホリデーパークまでの道のりがとにかくエグいです。ワイカレモアナまでの道は1本しかなく、その道が途中から全て砂利道(オフロード)なので非常に走りにくいのです。

下のような状況にもよく出くわしました▼

出典:https://www.youtube.com/watch?v=2sC3Sy2hziw

ランドクルーザー等のSUV車なら難なく走れますが、普通の街乗り用の車だと非常にしんどい。

もう、タイヤパンクしないかビクビクしながら運転していたのでw

そしてこういう道は滑りやすいのでスピードはあまり出せません。狭い道も多かったりするので、どうしてもノロノロ運転になるので時間がかかるのです。

まぁ、もし普通の車でも行く!というのであれば覚悟はしておきましょう。

 

キャンプ場・ハットの水は超絶汚いので注意

壮絶な体験記でも述べましたが、ワイカレモアナのハット及びキャンプ場の水はとにかく汚いです。

今は分かりませんが、基本的に飲む水は多めに持っていった方が良いです。僕らは当時、3リットルしか持って行きませんでしたが、少なくとも5リットルは必用

できれば6〜7リットルあると良いかな。あとは、自分の体力と要相談ですね。

まぁ、濁った水でも平気であれば大丈夫ですが、気になる方は多めに持って行きましょう。

 

ハットとフェリーは事前に予約しておこう

ハットとフェリーは完全予約制になります。予約は、ハットの予約は最寄りのi-site又はオンラインから、フェリー(Water Taxi)の予約は電話又はオンラインの問い合わせフォームからできます。

ハットは1泊32ドル、フェリーは行きのHoliday Park→Onepoto Bayが20ドル、帰りのWhanganui Hut→Holiday Parkが40ドルです。

ワイカレモアナ湖のトレッキングは年中できますが、特に夏季(1〜3月)はピークシーズンで混み合うので計画中の方は早めに予約しておきましょう。

 

おわりに

以上、僕のトレッキング体験談をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。こう見ると何かとても辛そう、大変そうに見えるかもしれませんね。でも、それ以上に綺麗な湖と自然、そしてこの大変さを乗り越たからこそ得られる達成感は何ものにも代えられません。

また、ニュージーランドでしかできない本当に貴重な経験。トレッキング好きの方、自然好きの方、自分を追い込みたいドMな方(僕の事w)、ぜひチェレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

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