どうも、ワーホリで人生が大きく変わった小林です。
進学、就職、結婚。上手く行けば人生の勝ち組と言われ、そのレールを外れたら人生の負け組だ、という風潮の日本の世の中。
周りに認めてもらうため、親を喜ばせる為に自分の気持ちを犠牲にして手に入れた人生と引き換えに、心には不満や疲れが溜まりやがて爆発してしまう人も多いと言われています。
そのため、中にはどこかのタイミングで人生を変えたい、と思いっている人も多いでしょう。
しかし、一旦手に入れた学歴、職歴を捨てる事は死を意味するようなものと捉えてしまい、結局大半の人は今の生活を犠牲にしてまで行動しようとは思わないのです。
でも、そのまま嫌な事をやり続け、自分でない人生を歩んでいて果たして心から幸せを感じる事ができるでしょうか。
現状に満足しつつも、何のために生きているか分からなくなり、いつかはその疲れ・ストレスがあなたを襲うかもしれません。僕も、ワーホリする前はまさにその一人でした。
そこで、まだ若い人で「もう人生疲れた」「何か人生を変えるきっかけが欲しい」という方に、思い切ってワーキングホリデー(ワーホリ)をする事をお勧めしたいです。
この記事では、ワーホリをお勧めする理由と僕がワーホリして人生が変わった事についてお話していきます。
若い世代の皆さんの今後の生き方のうちの一つとして参考にしてもらえると嬉しいです。
なぜ、ワーホリを勧めるのか?

まず、初めに断っておくと、ワーキングホリデー(ワーホリ)は18〜30歳(オーストラリアは35歳)までの日本国籍を持った人が、協定国に約1年間滞在できる制度の事で、滞在中は留学や仕事、旅など自分の好きな過ごし方ができるスーパービザです。
そのため、35歳を過ぎてしまったらこの制度は使えないため、この記事は主に35歳以下の若い世代に向けて発信しているという事をご了承ください。
さて、「なぜワーホリをお勧めするのか」という話に入る前に、まずお伝えしたいのが今の人生を変えるためにすべきたった一つの事は自分の殻を破ること。
人は環境の生き物と言われており、自分の過ごす環境によって習慣や考え方が決まります。環境にも色々ありますが、人は皆今ある環境に慣れてくるとそこから中々抜け出す事ができません。この環境の事を俗にコンフォートゾーンと言います。
家と学校、家と会社の往復だけだと、新しい考え方・価値観を得られずに思考が偏ってしまいます。
つまり、このコンフォートゾーンを抜け出さない限り、人生を変える事はできないのです。
人生を変えるためにはコンフォートゾーンを抜け出すこと。
そして、コンフォートゾーンを抜け出すためには環境を変えること。実に単純なことです。
環境を変えるにも色々とあり、転職するのもありですし、実家ぐらしから一人暮らしに変えるのもありでしょう。
しかし、最も大きく環境を変えられるのは海外へ行くこと。
そして、海外行くならワーホリで行く事をお勧めします。海外に行けば文化も言語も価値観も全て異なる中で生活しなければなりません。
当然、全ての面において不安だらけでしょう。
しかし、人間というのは不安に直面すると自ずと自分自身と向き合わなければなりません。もちろん、今までの自分の考え方が通用しないので辛い事も多いでしょう。
でも、こうした困難に打ち勝つことで人はまた一枚自分の殻を破り成長する事ができるのです。
そして、思いもしていなかった新しい自分を発見できるかもしれません。
こうした成功体験をワーホリで味わう事が可能なのです。
ワーホリへ行き、思い切って自分の殻を破ることで人生が好転するケースも多いですよ。
少なくとも、僕の周りではワーホリ行って後悔した人はほとんどいません。
ワーホリで出来ること

仕事
ワーホリで出来る代表的な活動が仕事。仕事は現地語の語学力や経験、資格にも左右されますが、基本的に全ての職に就くチャンスがあります。そうなれば職種も様々。
レストランやカフェ、工場、農園など自分のやってみたい仕事を経験する事ができます。
普通、海外で仕事をするのは容易ではなく、現地のワークビザを取得しないと働けないのです。しかも、ワークビザではある特定の場所でしか働くことができず、期限も1〜3年と決まっています。
それが、ワーキングホリデービザでは1年間好きな仕事に就くことができるんですよ。こんな素晴らしいビザは他に無いです。
30歳まで(オーストラリアは35歳まで)と年齢制限があるので、まさに若いうちにしか出来ない貴重な体験となるでしょう。中には、ワーホリビザを利用し現地で就職→永住権を取得する人もいますよ。
語学留学
続いては、渡航先の語学を学ぶための語学留学。
ニュージーランドは英語ですが、ワーホリしたいけど英語に不安がある、という方は多いです。そういうわけで、ワーホリする人の多くは渡航してすぐに数ヶ月間語学学校に通います。
協定国によって留学できる期間が決まっていますが、ニュージーランドは最大6ヶ月まで。6ヶ月以上留学したい方は別で学生ビザを取得して行きましょう。
ただし、語学学校に行けば英語が喋れるようになるかというと、実際そうでもないです。もちろん、語学学校で学ぶ文法や語法などの基礎知識は後のち役立ちますが、よほどの強い目的意識のある方や、レベルの高いクラスに入っている方を除き、とりあえず語学学校に通ったところでスピーキング能力はなかなか身につかないでしょう。
やはり一番効率的なのは現地の人と話すこと。特に仕事で英語を使わざるを得ない環境に身を置くことが一番の近道です。
旅
旅好きな人にはワーホリ一番の醍醐味といえる活動です。
特にニュージーランドは美しい自然が永遠と広がる、まさに旅人にはうってつけの国。世界各国から旅人が集い、皆思い思いの旅を楽しんでいます。
そしてワーホリは自分のスケジュールを全て自分で決めれるので、お金さえあれば好きなだけ旅ができます。
僕も仕事→旅→仕事→旅のようなライフスタイルでしたが、なかなか楽しかったです。
せっかくニュージーランドへ行くなら、国内を一周してみると良いですよ。特に南島はビックリする景色の連続なので、超お勧めです。
色んな国の人との交流
そして最後に、ワーホリしてて一番感じる醍醐味が国際交流。
特にニュージーランドは移民やワーホリメーカーが多い国なので、ワーホリしていると様々な国籍の人に会います。国籍が違えば考え方や価値観も違うもの。
異なる文化に触れる事で、そこから新しい考え方や価値観を取り入れることだってできます。
では具体的にどういう場所で交流があるのか。それは実に様々。
語学学校での出会い、旅の途中での出会い、仕事での出会いなど、様々なシチュエーションで出会いがあります。その中から親友や将来のパートナーとの出会いもあるかもしれません。
僕の経験ですが、1年間のワーホリを楽しめるかどうかは、人との出会い・交流にかかっていると言っても過言ではないです。
僕がワーホリして人生が変わった話

最後に僕がワーホリして人生が変わったという話をしましょう。
まず、ワーホリをしてどう変わったかですが、ずばり言うと考え方・ライフスタイルが大きく変わり、同時にやりたい事も見つかりました。
ワーホリする前の僕は典型的な学生ライフ、サラリーマンライフを送っていました。
皆が行くからとりあえず大学行く、皆が就活するから僕もとりあえず就活する。
本当は就職なんてしたくなかったのですが、かと言ってやりたい事も目標もなかったので何となく就職。
就職すれば人生変わるだろうと思っていたが、結局「自分は仕事が嫌い」という事が分かっただけで何も変わりませんでした。
このまま行けば人生に疲れてしまうだろう。
今度こそ本気で人生を変えたい!会社を辞める約1年前からそう思うようになってから、本気で人生を変えるための行動を起こそうと決心しました。
でも、人生を大きく変えるためには今までの考え方や価値観、地位、ライフスタイルなどを全て捨てなければならない。そこで僕が選んだのがワーホリ。
ワーホリに行く=今までの考え方やライフスタイルを全て捨てるようなもの。
新卒を捨てるという大きな犠牲を払ったとともに生活水準もかなり落ちましたが、嫌なサラリーマンを今後40年以上も続ける事に比べたら、今の選択をして良かったと思っています。
そして、ワーホリして今までの自分を捨てた結果、今まで固執していた考え方やライフスタイルを一新、自分が本当に幸せになれるライフスタイルが見えてきたのです。
さらに、自分が本当にやりたい事も見つかりました。
なぜ、このように大きく変わったのか自分でも分からない部分が多いですが、一つはっきり言えるのがワーホリ中に自分とよく向き合ったから。
よく考えたら今まで自分と本気で向き合った事などあまり無かったように思います。
だって、とりあえず周りと同じことしていれば無難な人生が送れると思っていたので、考える必用が無かったんですよね。
就活でやった自己分析とやらも、結局は会社にとって都合の良い自分を作り上げていただけ。
しかし、全てを捨てて将来の自分について本気で考えるようになったからこそ、本当にやりたい事が見つけられたのだと思います。
もちろん、ワーホリは人生を変えるためだけの制度ではありません。でも、ワーホリが人生を大きく変えるきっかけになりうる事は間違いないでしょう。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか。今の日本の世の中、本当の自分を生きられなくて苦しんでいる人は多いでしょう。
もし、人生に疲れた、本気で人生を変えたいという気持ちがあるなら、思い切ってワーホリに行く事をお勧めしたいです。
もちろん、ワーホリ以外にも人生を変える方法はいくらでもありますが、特にワーホリは年齢制限もあり若いうちにしかできない体験なので、もし少しでも迷いがあるならそこは勢いでチャレンジしてみるのもアリですよ。