みなさんはニュージーランド行きが決定したら、まずは航空券を予約するかと思います。
その航空券、航空会社や時期によって大きく値段が違うことはご存知でしょうか。
同じニュージーランドへ行くなら少しでも安く行きたいですよね。
そこで、本記事ではニュージーランド行き航空券を安く購入するコツをご紹介します。
ニュージーランド行き航空券をまだ予約していない方はぜひ参考にしてみてください。
新型コロナウイルスの影響により、オークランド-成田路線は10月24日までの間、週1便の運行となっています。
また、これらフライトは各政府の入境認可を得ている人(NZ国民、移住者など)に限られているため、私たち一般人が旅行目的でニュージーランド航空を利用できるのはいつ頃になるかまだ分かりません。
詳しい情報は、公式サイトをご覧ください。
Contents
ニュージーランドの航空券が高い時期と安い時期は?

まず、ニュージーランドの航空券が高い時期と安い時期についてお話します。
ニュージーランドにも年間でハイシーズンとオフシーズンがあり、航空券の値段も大きく上下します。
航空券を安く予約するなら、基本的にオフシーズンを狙うのがオススメです。
NZの航空券が高い時期
- GW(4月末〜5月初旬)
- お盆休み(8月中旬)
- 年末年始(12月末〜1月初旬)
日本からニュージーランド行きで最も高い時期は上記の通りです。
日本の大型連休が被るので当然といえば当然かもしれません。
この中でも特に高いのが年末年始(12月末〜1月初旬)です。
年末年始はニュージーランドのハイシーズン(夏)と被るので渡航者がグッと増えるからです。
お盆休みはニュージーランドのスキーシーズン&星空シーズンなので、こちらの時期も渡航者が多いので航空券は高めです。
NZの航空券が安い時期
- 2〜3月中旬
- 4月
- 5月中旬〜7月
- 9〜12月中旬
基本的に大型連休や学生の長期連休以外は安い傾向にあります。
この中でもぼく個人的に一番狙い目だと思う時期は4月か11月です。
4月は会社も学校も始まる時期なので旅行者が激減します。また、気候も秋に差し掛かるタイミングで過ごしやすいのでベストシーズンなのではないでしょうか。
11月はニュージーランドの夏に差し掛かるタイミングなので、4月と同じく気候は良いですし人も少ないです。
航空券も安いしベストシーズンなので、時間に融通の利く方は上記の時期の渡航がオススメです。
ちなみにワーキングホリデーの場合は10〜11月がオススメです。

航空券の料金相場は?直行便か経由便のどっちがオススメ?

飛行機でニュージーランドへ行く場合、直行便か経由便(2回以上の乗り換え)の2択になります。
では、どちらを使って行くのが良いのか。それぞれの特徴とオススメの方をみていきましょう。
【経由便】長期の留学生・ワーホリの方はこちらがオススメ
- 6〜9万円
経由便は直行便よりも安いのがメリット。
直行便はニュージーランド航空しかありませんが、ニュージーランド航空の航空券の相場は片道で7万円〜と高めです。
ハイシーズンになると片道だけで10万円以上になることもあります。
対して経由便だと最安値で片道3万円台〜と直行便に比べてかなり安いです。
経由便はオーストラリアなどで一度乗り換える必要があるため時間がかかるデメリットがあります。(所要時間の目安はだいたい18〜30時間ほど)
そのため、時間に融通の利く留学生やワーホリメーカー(3ヶ月以上)は経由便がオススメです。
【直行便】3ヶ月以内の短期旅行者・留学生はこちらがオススメ
- 通常料金:11万円〜
- セール料金:7万円〜
直行便はニュージーランド航空1社のみ。所要時間は11時間、往復でも1日程度と最短時間でニュージーランドを往復できます。
そのため、3ヶ月以内の短期旅行者、短期留学生などは直行便がオススメです。
経由便だと2日近く、往復3〜4日ほどかかるため短期旅行者にとっては大幅な時間ロスになってしまいます。
また、経由便は待機時間も長く疲れも溜まりやすいのがデメリット。
「旅行1日目から超眠い…。早くホテルにチェックインしたい…」
「さっそく体調崩してしまった。最悪…」
せっかく楽しみにしていたニュージーランド旅行が、このような形に終わってしまったら残念ですよね。
ですので、疲れを残さないためにも短期旅行者は迷わず直行便がオススメです。
また、往復の日程が決まっている方も直行便がオススメです。
直行便(ニュージーランド航空のみ)は片道料金は高いですが、往復とセットだとかなり安くなります。
ニュージーランド航空のセールを狙えば成田〜オークランド間が往復7万円〜という破格の時もあります。
「いつ行っていつ帰ってくるか」
と日程がはっきり決まっている方は直行便の方が良いかもしれません。
航空券はどこで買うべき?

いよいよ航空券の購入の話ですが、結論を言うと航空会社のサイトで直接買った方が安く購入できる&安心です。
格安航空券を買うなら比較サイトの方が安く購入できそうなイメージがありますが、そこまで変わらないかむしろ割高です。
比較サイトが手数料を取るのでその分高くなります。
また、比較サイトで最安値のものは中華航空などちょっと不安な航空会社が多いです。
それなら信頼できる格安航空会社で直接予約した方が手数料も取られないので安いですし、なにより安心です。
一応、代表的な比較サイトも載せておきます。
航空券比較サイトで買う
比較サイトは手数料が取られるので割高になる、というお話をしましたが、一応メリットもあります。
比較サイトはワンクリックで検索→予約→購入できるため直接予約よりは楽というメリットがあります。
例えば、格安航空のジェットスターで予約する場合だと東京からニュージーランド(オークランド)をダイレクトに検索することができません。
東京から乗り継ぎ先の空港(オーストラリア)、乗り継ぎ先の空港からオークランドといった風に2回に分けて予約しなければならたいためかなり面倒です。
ジェットスターよりは高くなりますが、一度の検索で最安値のチケットをカンタンに予約できるのが比較サイトのメリットでしょう。
では、どの比較サイトがオススメか。
ぼくがよく見ている比較サイトを3つ載せておきます。
また、旅行者の方で航空券もホテルもツアーもセットで予約してしまいたいという方はJTBやHISなど旅行会社から申し込むのも手です。
ツアーパックなら航空券がお得になるかもしれませんし、なによりもラクです。
航空会社のサイトで直接買う
ニュージーランドへ行くならこちらの方法がオススメです。
それぞれ、直行便と経由便のおすすめ航空会社を載せておきます。
直行便ならニュージーランド航空
ニュージーランド行きの直行便はニュージーランド航空のみです。
料金は基本的にセールなしの通常運賃(エコノミー往復)の最安値が11万円前後〜と経由便に比べると割高ですが、セールを利用して予約すれば往復で最安値7万円代になることもあります。
(最安で成田↔オークランドの往復69,000円の時もありました)
また、ニュージーランド航空は機内サービスの満足度が非常に高く、ユーザー満足度の高い世界の航空会社ランキングTOP10にも選ばれています。
ぼくもニュージーランドへの渡航、一時帰国の際にはニュージーランド航空を利用させていただきました。

セールは不定期で行われていますが、少なくとも年間7〜8回はセールをやっているので要チェックです。
経由便ならココ
格安航空会社を狙うなら言わずと知れたジェットスターがおすすめです。
調べてみたら、最安で片道30,000円、往復50,000円前後で行けることもあります。
ただし、ジェットスターの場合だと成田↔ゴールドコースト(オーストラリア)、ゴールドコースト↔オークランドの航空券を2回に分けて買わなければなりません。
また、早朝や夜間の便が多くベストなタイミングでの乗り継ぎが難しいため、乗り継ぎに10時間以上待たなければならないこともあります。
もちろん、格安航空なので機内サービスは最低限しかありません。
こうした不便さを承知でも安く行きたい方はジェットスターが良いでしょう。
格安ほどではありませんが、オーストラリアのカンタス航空もおすすめです。
片道料金はニュージーランド航空に比べると1万円前後安く、機内サービスもニュージーランド航空なみに充実しています。
経由便なので乗り継ぎが面倒かもしれません。
ワーホリや長期留学生など、帰国の時期が不明な方は片道料金がお得なカンタス航空がおすすめです。
チケットの日程変更もしくはキャンセルにかかる手数料は?

チケットの予約をしたものの、仕事の都合でどうしても日程をずらす必要がある、もしくはキャンセルしなければならない。
中にはそんな方もいるかもしれません。
そこで気になるのが、変更手数料およびキャンセル料のお話ですね。
ここでは、ニュージーランド航空の変更手数料およびキャンセル手数料についてお話します。
僕はワーホリ中に、帰国日の変更にともない何度もNZ航空のチケットの予約を変更したのを覚えています(笑)
ぶっちゃけいうと、手数料はかなり高いです。
NZ国際線、国内線ともに予約変更で5,000円ほど取られます。
また、キャンセル料は10,000円〜かかります。
キャンセルする場合はおそらくどこの航空会社も同じくらい手数料取られます。
ただし、ジェットスターの場合は最安値プラン(返金オプションなし)だとキャンセルしても1円も返ってこないので注意が必要です。
細かい手数料の内訳は運賃タイプやオプションの有無によって異なるので、詳しくはニュージーランド航空公式サイトをご覧ください。
また、以下のミスで予約変更する場合も手数料がかかってしまうので注意です。
- 重複して予約した場合
- 誤って日付や区間を予約した場合
- 氏名、性別を誤って入力した場合
特に氏名(ローマ字)の入力間違いには注意してください。
パスポート表記と異なると航空券が無効になっていまいます。
予約される際は、上記の点に十分お気をつけください。
日本からニュージーランドまでのフライト時間は?

日本からニュージーランドまでのフライト時間は直行便か乗り継ぎ便かで大きく違います。
最短で行ける直行便(ニュージーランド航空)でも片道11時間はかかります。
経由便だと、航空会社にもよりますが、最短でも片道18時間前後、場合によっては30時間以上かかることもあります。
現地へ到着後にも疲れを残さないよう、体調管理には気をつけたいところ。
長時間フライトは疲れがたまりやすいので、こうした疲れ対策などのグッズがあると快適に過ごせますよ。

また、長時間フライトでの悩みの一つに、トイレ問題があります。
地上よりも気圧が低い上空では普段に比べてどうしてもトイレが近くなってしまいます。
こうした対処法も事前に知っておくと良いですよ。

ニュージーランドでの入国審査で注意すべきこと

最後にニュージーランドの入国審査についてお話します。
いきなりいいますが、ニュージーランドの入国審査はチョー厳しいといわれています。
特に持ち込み物品に関しては厳しくチェックされます。
持ち込みOKなものでも事前申請する必要のあるものも多く、もし申告せずに持ち込んだ場合、多額の罰金を課されることがあります。
こうした事態を避けるためにも、持ち込みOKなものとそうでないものをしっかりチェックしておきましょう。
入国審査に関しては下記記事で詳しく説明しています。

とはいいつつも、ぼくの体感ではそれほど厳しいとは感じませんでした。
最初はどんなこと質問されるかビクビクしていましたが、そんな大したことは聞かれませんでした。
審査官にもよりますが、わりとユルいな〜って感じだったのであまり神経質になる必要はないですよ。
ただし、アウトドア用品を持ち込む方はほぼ100%別レーンに連れて行かれます。
虫や土が付いていたら洗わされるか、最悪没収されてしまうので注意しましょう。
まとめ
以上、ニュージーランド行き航空券を安く購入する方法をご紹介しました。
航空券について今までご紹介したことをまとめると、
- GW、お盆、年末年始以外は基本的に安い
- ニュージーランドへ行くなら4月、10〜11月がおすすめ
- 短期旅行者、往復予約の方は直行便のニュージーランド航空がおすすめ
- ワーホリ、長期留学など片道チケット購入なら格安航空がおすすめ
- ニュージーランドの入国審査は厳しいので持ち込み品は要チェック
以上です。
本記事を参考の一つにして、自分に合った方法で予約してくださいね。
