どうも、管理人のヒロキ(@hirokis_style)です。
ニュージーランド旅行へ行くと決めたはいいけど、
「NZドルに両替したいけど、どの方法が良いんだろうか……」
「どうせならお得に両替したいな。」
こんな風に考えている方もきっと少なくないでしょう。
そこで、本記事では最安値の手数料でNZドルに両替する方法やコツをご紹介します。
これからニュージーランド旅行(もしくは短期留学)へ行く方で、
- 両替手数料を最安値にする方法を知りたい
- 両替する金額の目安を知りたい
という方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
ニュージーランドの通貨について

ニュージーランドの通貨は、ニュージーランドドル(NZD)です。
2019年3月現在のレートはおおよそ以下の通りです。
- 1NZD ≒ 75〜76円
(以下、1NZDを1ドルという様に表記します)
もちろん外貨は常に変動しているので保証はできませんが、ここ3年の傾向を見る限りは78円前後に落ち着いている印象です。
通貨の種類は、紙幣が5種類、硬貨が5種類の計10種類です。
紙幣
- 5ドル
- 10ドル
- 20ドル
- 50ドル
- 100ドル
紙幣の種類は上に挙げた通りです。
この中でも、5ドル札、10ドル札はよく使うことになると思います。
マーケットやイベント屋台では100ドル札のような大きい金額だと嫌がられる(というかお釣りが無い場合も)ので、なるべく細かく崩しておくことをオススメします。
硬貨

- 10セント
- 20セント
- 50セント
- 1ドル
- 2ドル
硬貨の種類は上に挙げた通りです。
この中でも1ドル、2ドル硬貨は駐車場料金の支払いで役立ちます。
(町中の路肩の有料駐車スペースにある料金メーターで使用します)
レンタカーを運転する予定の方は、ニュージーランドに到着したらできるだけ多く硬貨に崩しておきましょう(1ドル硬貨5枚、2ドル硬貨5枚くらいあると安心)。
この他、バスの運賃や屋台の軽食など、硬貨の使い道は意外と多いです。
いくら両替すれば良い?金額の目安は?
- 1週間の短期旅行:2〜3万円
- 1〜2ヶ月の長期滞在:5〜10万円
ニュージーランドはキャッシュレス社会なので、現金はそれほど持ち歩く必要はありません。
むしろ、多額の現金を持っていると狙われやすく危ないので、支払いはできるだけクレジットカードにした方がいいです。

とはいっても、現金が必要な場合も少なからずあります。
例えば、マーケット(市場)やイベントの屋台、駐車場の料金、田舎のお土産店などクレジットカードが使えない店・マシーンもあるので最低限の現金は必要です。
上でご紹介した金額を持っていけば大丈夫だと思いますが、念のため予備で日本円の現金(+2〜5万円)も持っておくと安心です。
NZドルに両替する方法
日本円からニュージーランドドル(現金)に両替する方法はいくつかありますが、代表的なものは以下の5つでしょう。
- 日本の外貨両替所で両替する
- 日本の外貨宅配サービスで両替する
- 日本の空港で両替する
- NZの銀行で両替する
- クレジットカードのキャッシングで両替する
それぞれみていきましょう。
(⑤のキャッシング以外の方法では、運転免許証やパスポートなどの個人証明書の提示が必要です)
①日本の外貨両替所(銀行)

三菱UFJ銀行、三井住友銀行など、大手銀行が運営する日本の両替所で両替する方法です。
外貨の種類によっては日本で両替しておいた方が良い場合がありますが、ニュージーランドドルは入荷数が少ない(需要が少ない)ため割高です。
よっぽどのことが無い限り、銀行での両替はオススメしません。
②外貨宅配サービス

両替した外貨を自宅まで宅配してくれるサービスです。
自分からわざわざ両替所へ行く必要がないので、とても便利。
会社によっては銀行の両替所よりも手数料がお得ですが、配送料や振込み手数料、両替できる最低額などいろいろと条件付きの場合も。
③国内の空港の両替所

成田国際空港、関西国際空港など、国内の国際線ターミナル内にある両替所で両替する方法。
基本的に日本の銀行のレートと同じか、それよりも高いのであまりオススメの方法ではありません。
日本を出国する前に「やっぱり両替しておきたい!」という時の最後の駆け込み寺として利用するのはアリかも。
④NZの銀行

ニュージーランド国内の銀行の窓口で両替する方法です。日本で両替するよりも、こちらの方がはるかに安いです。
ニュージーランドの銀行だと、ANZかBNZが大手。町中にもANZとBNZの銀行がちらほらあるので見つけやすいかと思います。
ただ、都市の銀行だと待ち時間が長いのと、英語でやりとりする勇気も必要です(手続き自体は簡単です)。
⑤クレジットカードのキャッシング
クレジットカードを使って、現地のATMからNZドルを引き出す方法です。
キャッシングと聞いてマイナスな印象を受ける方もいるかもしれませんが、実は両替の中では最も手数料がお得な方法。
ATMも町の至るところに設置してあり、「PLUS」か「Cirrus」のマークがあるATMであれば基本的にどこでも両替できるので便利です。
【比較】最も手数料が安い方法は?

先ほど挙げた5通りの方法で両替した場合の手数料を比較してみましょう。
- 1NZD ≒ 76円
1ドル | 5万円の両替で得られるNZD | 5万円の両替でかかる手数料 | |
---|---|---|---|
①日本の両替所 | 85円 | 588ドル | 約5,300円 |
②日本の外貨宅配 | 80円 | 625ドル | 約2,500円 +宅配手数料 |
③日本の空港 | 84円 | 595ドル | 約4,800円 |
④NZの銀行 | 80円 | 625ドル | 約2,500円 |
⑤キャッシング | 78円 | 641ドル | 約1,300円 +ATM手数料(200円) +利息(0~739円) |
比較した結果、⑤のキャッシングが最もお得に両替できることがわかります。
手数料が最も高い①と比較すると、最大4,000円もの差がありますね。
ただし、キャッシングの場合は為替手数料に加え、ATM手数料とキャッシングの利息が発生しますが、それでも他の両替方法に比べると安いです。
(キャッシングの返済を早めに行えば利息を最小限に抑えられるので、実質手数料は為替手数料とATM手数料のみとなります)
ATMによっては、ATM手数料に加えて現地ATMの取り扱い手数料も追加されます。BNZは7NZD追加でかかるので注意が必要。選べるならBNZ以外のATMで引き出した方がいいかもしれません。
【結論】日本での両替→外貨宅配、NZでの両替→キャッシングがおすすめ

日本で両替していくなら、外貨宅配サービスが最も手数料が安く、楽なのでおすすめです。
現在、日本国内にはさまざまな外貨宅配サービスがありますが、僕が見た中で最も手数料が安いのが外貨両替マネーバンクです。
日本の両替所より安いどころか、わざわざ出向かなくても良いのがメリットですね。
ただし、日本円で7万円以上からの両替となるので、5万円以下の少額な両替には向きません。
続いて、ニュージーランド国内で両替するならクレジットカードのキャッシングがおすすめです。
クレジットカードはお持ちのものでもOKですが、少しでもお得にキャッシングを利用するならエポスカードがおすすめ。
エポスカードは申し込みから30日間はキャッシングの利息0%ですし、それ以降もネットの繰り上げ返済でいつでも利息を最小限に抑えることができます。
(つまり、両替手数料を最安値にできるということです)
さらに、90日間の海外旅行保険(有料レベル)も無料で付いてくるので、持っているだけで安心の素晴らしいカードです(僕も愛用しています)。
エポスカードに興味のある方は、下記記事を参考にしてみてください。

ただし、1万円未満の両替の場合は現地の銀行の方が安くなる場合があるので、ここは臨機応変に。
まとめ
本記事ではNZドルの両替方法を5つ挙げ、手数料が最もお得な両替方法をご紹介しました。
その結果、日本とニュージーランドのそれぞれで両替するなら以下の方法がおすすめです。
- 日本で両替:外貨宅配サービス(例:外貨両替マネーバンク)
- NZで両替:現地ATMでキャッシング(例:エポスカード)
「たかが5万円の両替、手数料なんてそんなに変わらんでしょ?」
今までそう思っていたけど、実は最大4,000円も手数料が違ってくると聞いたら、どうでしょうか?
4,000円あれば2人分のディナー代や、お土産代にも回せます。
ぜひ、本記事を参考に、賢くお得に両替しましょう。