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【2020年最新版】ニュージーランドの治安まとめ!日本より安全?注意すべきポイントは?

どうも、NZ大好きヒロキ(@hirokin_nz)です。

これからニュージーランドへ行く方にとって気になる「治安」。

ニュージーランドは世界的にも治安の良い国といわれていますが、一方で盗難や空き巣が多い国としても知られています。

ネット情報ではいつも以上に気をつけていれば大丈夫という話をよく聞きますが、実際のところはどうなのか気になりますよね。

 

そこで、本記事では、

  • ニュージーランドの治安って実際どう?
  • ニュージーランドの治安は日本と比べてどう?
  • ニュージーランドでよくある犯罪とその件数・割合
  • ニュージーランドで注意すべきポイント

といった内容をベースに、ニュージーランドのリアルな治安情報(2019-2020年)と対策方法についてお届けします。

 

なお、本記事を作成するにあたり、ネットでの情報収集(NZ警察のホームページなど)はもちろん、実際に現地に住んでいる日本人の方にも取材(メールにて)をして具体的な情報をいただきました。

(僕がニュージーランドに滞在していた2016-2017年当時の治安事情も織り交ぜています)

これからニュージーランドへ行く方は参考にしてみてください。

※本記事は15,000字を超えるボリュームとなっています。お時間のある時に、目次から気になる箇所だけ読んでいただいても大丈夫です。

※本記事の情報は執筆時点(2020年2月)のものです。治安状況は年々変動しますので、その点ご了承ください。

 

Contents

ニュージーランドの治安について【概要】

まずはじめに、世界的にみてニュージーランドの治安はどれくらい良いのでしょうか。

治安の良さを表す指標として、GLOBAL PEACE INDEX(世界平和度指数)という、世界163カ国を対象にどの国が平和なのかを示した調査結果があります。

2019年度の調査によると、ニュージーランドは世界第2位に選ばれています。(日本は第9位でした)

さらに、ここ十数年でニュージーランドは毎年トップ5入りを果たしているのです。

 

実際に僕もニュージーランドに1年3ヶ月(2016-2017年)住んでみて、かなり治安が良いことを実感しています。

命に関わる出来事に遭遇したこともありませんし、盗難やスリなどの被害に遭ったことも一度もありません。

(車の故障で命の危機を感じたことはありますがw)

 

たしかに、ニュージーランドは盗難や空き巣などの件数は多く、実際に被害に遭った知り合いも何人かいます。

とはいえ、後ほど紹介する、注意すべきポイントを意識しながら生活していれば、ニュージーランドは安心して暮らせる国だと僕は思います。

 

2019年3月にクライストチャーチで発生したテロ事件について

皆さんも記憶に新しいと思いますが、2019年3月にクライストチャーチで悲惨なテロ事件が発生。

この事件で、51人の尊い命が奪われました。

本テロ事件を受けて、ニュージーランドの治安を疑問視する方も多いと思います。

 

ただ、このテロ事件は、

  • オーストラリア国籍の男による単独犯
  • 男は極度の白人至上主義者だった

 

ということもあり、ニュージーランドが大規模なテロの標的にされているというものではないようです。

 

さらに、事件から1ヶ月も経たないうちに、ニュージーランドでは殺傷力のあるライフル銃や半自動小銃などの販売・保有を禁じる法律が施行されています。

もともと銃規制は厳しかったニュージーランドですが、よりいっそう厳しくなったという形ですね。

こうしたニュージーランドの対応の速さからは、国全体で治安を良くしていこう!という意識の高さが伺えます。

残念な事件ではありましたが、ニュージーランド政府の治安改善の動きの速さは評価できると僕は思います。

 

日本と比較したニュージーランドの治安はどう?

ニュージーランドの治安は良いといっても、日本と比べて良いのかどうか気になりますよね。

先ほどご紹介したGLOBAL PEACE INDEX(世界平和度指数)にて、日本は第9位に選ばれています。

平和度指数でみると日本よりもニュージーランドの方が良さそうですが、実際のところはどうなんでしょうか?

 

【結論】日本の方が治安は良い

これは僕個人が実感したことでもありますが、実際のところは日本の方が治安が良いと感じています。

というのも、ニュージーランドは殺人や誘拐など命に関わる犯罪は少ないですが、盗難や空き巣などの軽犯罪の発生率は日本よりはるかに高いのが現状です。

2019年度の「盗難発生件数」を比較すると、

  • 日本…532,565件
  • ニュージーランド…207,897件

盗難発生件数だけでみると日本の方が多いですが、総人口が約1億3千万人の日本に対し、ニュージーランドは約500万人。

 

ここで、2019年度の単位人口あたりの盗難発生率(盗難遭遇率)を比較してみると、

  • 日本…0.4%
  • ニュージーランド…4.2%

つまり、ニュージーランドの単位人口あたりの盗難発生率は、日本の約10倍もあるのです。

もちろん、住む地域にもよりますが、日本よりも軽犯罪に遭いやすいことは間違いありません。

ここは日本じゃなく海外だ!と気を引き締めて過ごしたいですね。

 

【参考文献】

日本の犯罪件数⇒犯罪統計資料(平成31年1月~令和元年12月分)| 警察庁

ニュージーランドの犯罪件数⇒CRIME SNAPSHOT | ニュージーランド警察

 

ニュージーランドでよくある犯罪トップ5

ニュージーランドは日本よりも犯罪発生率が多いことが分かりました。

では、具体的にどんな犯罪が多いのでしょうか。

ここでは、ニュージーランドでよく発生する犯罪のトップ5をご紹介します。

 

【参考文献】

(本章で述べている各発生率は、下記文献の2019年度の犯罪件数をもとに計算した値です)

日本の犯罪件数⇒犯罪統計資料(平成31年1月~令和元年12月分)| 警察庁

ニュージーランドの犯罪件数⇒CRIME SNAPSHOT | ニュージーランド警察

 

①盗難(置き引き・車上ねらいなど)

ニュージーランドの全犯罪の中でも、圧倒的に多いのが盗難です。

2019年の統計をみても、「盗難」だけで全体の約60%にものぼります。

盗難の中でも特に、置き引きやスリ、車上ねらいなど貴重品を盗られる被害が多い多い。

※盗難の発生率…日本は0.4%、ニュージーランド4.2%(日本の約10倍

 

特に、以下のものは狙われやすい傾向にあります。

  • 財布
  • スマートフォン
  • パスポート
  • 高価なカメラ、パソコン
  • ブランド物のバッグや貴金属

 

特に、パスポートは高額で取引されることもあり狙われやすいので要注意です。

それだけでなく、パスポートは盗まれると再発行の手続きがかなり大変&時間がかかります。

(僕のワーホリ友達が実際にパスポートを盗まれ、かなり大変な思いをしていました)

こうした貴重品は肌身離さず持ち歩くか、不必要なものは基本的に持ち歩かない方がいいでしょう。

 

②空き巣・不法侵入

ニュージーランドの全犯罪の中でも、2番目に多いのが空き巣です。

2019年の統計をみても、「空き巣」は全体の約30%にものぼります。

(盗難と空き巣だけで、全体の90%近くを占めています)

 

僕自身は空き巣の被害に遭ったことはありませんが、僕のワーホリ友達の一人が住んでいたホームステイ先で空き巣の被害に遭ったといいます。

また、ニュージーランド在住者への取材でも、身の回りに空き巣の被害に遭った人が何人かいるとのこと。

 

ちなみに、空き巣の発生率を日本と比較すると、日本は0.02%であるのに対し、ニュージーランドは1.38%。

つまり、ニュージーランドは日本の約70倍も空き巣に遭いやすいということになります。

 

家の中だからといって油断できません。特に貴重品を一箇所(スーツケースなど)に集約させている方は要注意。

いざという時のためにも、現金やクレジットカード類は保管場所を分散させる、パスポートや保険証書などはコピーを複数枚所持しておくなどの対策はしておきましょう。

 

③暴行・性犯罪

ニュージーランドの全犯罪の中でも、3番目に多いのが暴行・性犯罪です。

2019年の統計では全体の約10%と、盗難や空き巣に比べれば低いですが、決して無視はできない数値です。

 

僕のワーホリ仲間では暴行・性犯罪に遭ったという人はいませんが、暴行事件が起きたという話はよく耳にしました。

特に、ニュージーランドでは先住民族マオリによる暴行事件が多いと聞きます。

マオリの人は遺伝的に体格が大きくて力も強いので、アジア人の体格では簡単にやられてしまいますし、白人でさえ敵わないといいます。

実際に、アジア人の男性がマオリの人に殴られて歯が折れたり、骨折したりする事件も起きています。

暴行は割合的には低いですが、こちらも日本に比べて発生率は高いので注意が必要です。

※暴行事件の発生率…日本は0.04%、ニュージーランド0.47%(日本の約10倍

※マオリの人にもいい人はたくさんいます。統計的にマオリによる暴行事件が多いというだけで、決して「マオリ=危険」というわけではありません。

 

また、女性は性犯罪にも気をつけてください。

外国人男性からみるとアジア人女性、中でも日本人女性は根強い人気があるので、性犯罪にもより一層注意が必要です。

ニュージーランドの全犯罪に占める性犯罪の割合は、全体の1%と低いですが、発生率は日本よりも高いので油断は禁物。

派手な格好はなるべく避けるなどして自己防衛を徹底しましょう。

※性犯罪の発生率…日本は0.006%、ニュージーランドは0.05%(日本の約8倍

 

④強盗

ニュージーランドの全犯罪の中でも、4番目に多いのが強盗。

日本でよく聞くコンビニ強盗など、暴力や脅迫などで無理やり人から物を盗る、いわば凶悪犯罪に分類される犯罪です。

ニュージーランドの全犯罪の約1.2%と割合は低いですが、発生率は日本に比べてかなり高いようです。

※強盗の発生率…日本は0.001%、ニュージーランドは0.06%(日本の約60倍

 

基本的に日中、人通りの多い場所で強盗に遭うことは滅多にありませんが、人通りの少ない場所や日没以降は注意が必要です。

派手な格好、例えばブランド物の衣類やバッグ(ヴィトンなど)を身に着けていたりすると狙われやすくなります。

また、一眼レフなど高価なカメラを持ち歩くのも危険です。実際に一眼レフカメラを持っていたら強盗に遭ったという日本人の方もいます。

基本的に高価なものはなるべく人に見せびらかさないようにしましょう。

 

⑤誘拐・人身売買

割合的には圧倒的に少ないながら、誘拐や人身売買などの犯罪も起きています。

数値だけで見ると発生率は日本より高いですが、そもそも件数が少ないので一概に比較はできません。

※誘拐の発生率…日本は0.0002%、ニュージーランドは0.005%(日本の約25倍)

 

実際に僕もニュージーランドに住んでて、誘拐に遭ったという話は聞いたことは一度もないので、そこまで神経質になる必要はないかなと思っています。

ただ、事件に巻き込まれない保証はないので注意はすべきです。ここは日本ではなく海外だ!ということを常に意識して行動しましょう。

 

これが現実!ニュージーランドの警察は相手にしてくれないって本当?

もし、万が一犯罪の被害にあったら、頼れるのが警察。

しかし、ニュージーランドでは警察に連絡しても相手にしてくれないこともあるそうです。

 

一体どういうことなのでしょうか?

 

実は、ニュージーランドではあまりにも犯罪件数が多いため、警察だけでは対応しきれないといいます。

特に、ニュージーランドの中でも圧倒的に多い盗難や空き巣。

実際にニュージーランドの現地在住者からお話を伺ったところ、盗難や空き巣に遭っても「保険入ってるんでしょ?じゃあね」という反応をされることも多いそうです。

 

さらに、たとえ警察が対応してくれたとしても、半数以上は未解決に終わるといいます。

つまり、泣き寝入りということです。

 

結局のところ、ニュージーランドでは自己防衛するしかないのです。

普段から「ここは日本ではなく海外なんだ」という意識を持って行動しましょう。

 

ニュージーランドでこれだけは注意すべき5つのポイント

続いては、ニュージーランドで犯罪に遭わないために注意すべきポイントを具体的にご紹介します。

これからご紹介する5つのポイントを意識して生活することで、軽犯罪の多いニュージーランドでも比較的安全に過ごすことができるはずです。

ニュージーランドへ行く方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

ポイント1.派手な格好はしない

盗難や強盗の多いニュージーランドでは、極力派手な格好は避けましょう。

基本的に海外へ行くと、外国人観光客=お金持ちというイメージを持たれるようです。

もちろん、ニュージーランドも例外ではありません。

派手な格好をしている=「私はお金持ちです」とアピールしているようなもの。

ニュージーランド滞在中はなるべく地味な格好をして過ごしましょう。

地味な格好の例
  • 全身黒コーデ
  • 下は綿パン、上はパーカー
  • アウトドア用のファッション(地味系)

 

また、女性の場合は

  • 短パン
  • 丈の短いスカート
  • タンクトップ
  • 下着が透けるような薄着

などの露出の多い格好(セクシーな格好)はオススメしません。

前述の通り、ニュージーランドでは性犯罪率が高いからです。

自分の身を守るためにも、ニュージーランド滞在中だけは地味な格好(アウトドア系の服装)で過ごすことをオススメします。

 

ポイント2.多額の現金・高価なものは持ち歩かない

盗難や強盗の多いニュージーランドでは、現金を持つ習慣がなく、支払いはクレジットカード、もしくはEFTPOSカード(デビットカードみたいなもの)が主流です。

なぜなら、現金は盗またら終わりですが、クレジットカードなら盗まれてもカード会社に連絡すれば止められるからです。

 

ニュージーランドのほとんどの店ではクレジットカードやEFTPOSカードが使えるので、外出時は基本的にカード払いにし、現金の持ち歩きは最小限にすることをオススメします。

※クレジットカードの国際ブランドはVISAかMaster Cardが主流です

(現金は駐車料金の支払い、ファーマーズマーケットなどで必要になるくらい。50〜100ドルくらいあれば大丈夫です。必要ならばその都度引き下ろせばOK。)

 

また、カメラを持って行く方も注意が必要です。

特に一眼レフカメラはニュージーランドでも高額で取引されるので、持っているだけで標的にされかねません。

カメラは使わない時はバッグにしまうなど、なるべく人に見せないようにしましょう。

 

 

ポイント3.貴重品や荷物を置いたままにしない(カフェの座席・車など)

日本では飲食店や図書館などの場所取りのために荷物を置いたまま席をたつことがありますが、ニュージーランドではほぼ自殺行為に等しいのでオススメしません。

実際に、置き引きの被害に遭ったワーホリ仲間も少なくありません。

ある女性は、オークランド図書館で場所取りのために置いていたリュックが丸ごと盗まれたました。しかも、ものの2〜3分席を外しただけにもかかわらず。

リュックの中には財布とUSBメモリが入っていました。幸い、多額の現金は入れていなかったので被害は最小限で済んだといいます。

 

この話を聞いて、周りは全て泥棒と思え!の意味を痛感しました。

席を立つときは一緒にいる人に見張っておいてもらう、もしくは一人の場合は荷物ごと席を立つようにしましょう。

(席は取られてもまた探せばいいんです。荷物は盗られても探しようがありませんからね。)

 

また、ニュージーランドは車上荒らしも非常に多い。

こちらも被害に遭ったワーホリ仲間が大勢います。中にはスーツケースやバックパックごと盗まれた人も。

車を運転する方は、荷物は座席に放置しない、もしくは見えないトランクルームに入れておく、を徹底しましょう。

 

ポイント4.夜はなるべく1人で外出しない

ニュージーランドでは、都市部でも日中は比較的安全に過ごすことができます。

しかし、夜になると話は別。

夜になるとお酒で酔った人や薬物中毒者などによる事件が勃発するからです。

(特にオークランドはすごい。毎晩パトカーのサイレンが鳴り止まないくらいです。)

実際に僕も、夜のオークランドの街中を歩いていて、ヤバそうな連中とすれ違ってヒヤッとしたことがあります。

 

ただ、夜でも人通りの多い場所を歩いていれば比較的安全です。

僕も当時(2016年)、夜のオークランドに出かけていた時はかなり警戒していましたが、ヤバそうな連中を見かけたくらいで特に何もありませんでした。

もし夜に出歩く場合は、なるべく人通りの多いストリートを歩く、複数人で出歩くなど徹底しましょう。

あと、女性は派手な格好は避けましょう。

 

ポイント5.怪しい場所・人には近づかない

4つ目のポイントにも共通することですが、ニュージーランドでは、特に都市部では怪しい場所や人には近づかないことが鉄則です。

怪しい場所の例でいうと、怪しげなバーやクラブ、売◯婦のいる店など。

興味本位で行ってみたくなる気持ちは分かりますが、それ相応のリスクを覚悟しなければいけません。

 

また、女性はナンパ目的で声をかけられることも多いと聞きます。特にアジア人女性は人気があるので、声をかけられやすいそうです。

それが良い出会いにつながれば問題ありませんが、どこの誰かも分からない人にホイホイついていくのはリスクが高すぎます。

(バーでお酒に薬を盛られたという話も聞きます)

基本的に怪しいと思ったら近づかない、を徹底しましょう。

 

ニュージーランドで特に注意したい地域6選

続いては、ニュージーランドで特に注意したい地域を6つご紹介します。

選定の基準は以下の3つ↓

(New Zealand’s most dangerous spotsのデータは2014-2017年と少し古いですが、参考にはなると思います)

これからご紹介する地域に行く方は普段以上に気を引き締めて行動してくださいね。

 

オークランド(Auckland)

ニュージーランド最大の都市、オークランド。

人口は約170万人と、ニュージーランド全体の人口の3分の1がここオークランドに集結しています。

オークランドは人口が多いこともあり、犯罪件数も圧倒的に多いです。

ニュージーランド警察のデータによると、全犯罪の3分の1はオークランドで起きているようです。

(人口の比率と犯罪件数の比率がほぼ一緒ですね)

 

オークランドといっても全てのエリアが危険なわけではありませんが、オークランド在住者の方に聞くと南や西のエリアは要注意とのこと。

中心部だと、Kロードというストリートには要注意です。

いずれにせよ、オークランドに住む予定の方は常に緊張感を持って過ごしましょう。

 

クライストチャーチ(Christchurch)

クライストチャーチは、オークランドに次ぐ都市の1つで、人口は約40万人。

2019年の犯罪件数をみてもオークランドの次に多く、全犯罪の約10%はクライストチャーチで起きているようです。

 

ただ、僕個人的にはクライストチャーチは治安が良いと感じていますし、合計1ヶ月くらい滞在してみて特に危ないと思ったことはありません。

2019年3月には残虐なテロ事件が起きましたが、「なぜこんな場所で!?」と思えるほど本来は安全といえる地域なのです。

 

ただ、治安の良いクライストチャーチとはいえ、盗難や車上荒らしの話はよく聞きます。

僕がクライストチャーチのバックパッカーズに泊まっていた時も、スタッフの人から注意喚起されるくらいでしたし。

特に人の集まる観光名所付近はターゲットにされやすいので、クライストチャーチへ行く方は持ち物の自己管理を徹底しましょう。

 

ロトルア(Rotorua)

ロトルアはオークランドの南東に位置する、人口約10万人の小さな街です。

ロトルアといえば温泉(ポリネシアンスパ)やマオリビレッジが有名ですね。

犯罪件数自体は他の大都市に比べると少ないロトルアですが、街が小さいので犯罪遭遇率はわりと高い印象です。

 

特に気をつけたいのが、i-siteが位置するロトルアの中心部、および公園。

日中は安全ですが、夜になると観光客を狙った置き引き・強盗などが多発するといいます。

僕もワーホリ始めたてのころはロトルアに約2ヶ月ほど住んでいましたが、夜は確かに怖いですね。

毎晩のように車の警報機が鳴りますし、実際に車上荒らし、強盗などの被害に遭ったという話もよく聞きました。

 

この他、ロトルアはギャングやマフィアなどの拠点としても有名なので注意が必要です。

日中はわりと安全ですが、夜出歩くのはかなり危険かもしれません。

ロトルアへ行く方は、基本的に夜の外出は控えましょう。

 

ウェリントン(Wellington)

ウェリントンはニュージーランドの首都で、人口は約20万人。

オークランドやクライストチャーチに次ぐ都市ですが、他の都市に比べると治安も良く、安心して過ごせる街でもあります。

僕自身もウェリントンに約2週間ほど滞在したことがありますが、街自体がとても綺麗で治安の悪そうな雰囲気はほとんど感じませんでした。

場所を選べば夜でも安心して外出できるほど安全な街だと思います。

 

ただ、ウェリントンの中心部はバーが密集していることもあり、お酒絡みのトラブルが多いようです。

夜でも人通りの多いストリートを歩いていれば比較的安全ですが、バーの多い区画(お酒っぽいにおいのする区画)はなるべく避けるようにしましょう。

また、ヴィクトリア大学付近の学生が多い地区や空港付近の地区も注意した方がいいようです。

 

ネイピア(Napier)

ネイピアは北島の東部に位置する、人口約7万人の街。

ニュージーランド屈指のワインの産地でもあり、ワイナリーもいたるところにあります。

アールデコ様式のオシャレな建物が多いネイピア。治安も比較的良く、場所を選べば夜でも歩くことができるほど安全だと思います。

僕自身もネイピアに行ってみて治安が悪いと感じたことはありませんし、身近な人がネイピアで被害に遭ったという話も聞いたことはありません。

 

ただ、ネイピアはギャングの要塞があるほどギャング色の強い地域でもあるそうです。

よっぽどのことがない限りギャングに遭遇しないと思いますが、夜の外出時は特に注意した方がよさそうです。

 

【追記】ワイロア(Wairoa)

Wairoa

ワイロアは、ネイピアからギズボーンに向かう途中にある、人口約4,500人の小さな町です。

小さな町なので治安が良さそうなイメージがありますが、聞いた話によればワイロアはニュージーランドで最も危険な町といわれています。

実際に2019年度のワイロアの年間犯罪件数は約550件で、そのうち約90件は暴行・性犯罪といった凶悪犯罪なのです。

人口が4,500人の町で550件、単純計算で犯罪に遭う確率は10%以上(暴行・性犯罪は約2%)にもなります。

そう考えると恐ろしいですよね。

 

ワイロアはそれほどメジャーな町ではありませんが、もし行く場合はくれぐれもご注意ください。

特に夜は危ないとのことなので、基本的に夜の外出は控えましょう。

 

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治安以外に気をつけたいこと

今までニュージーランドの治安についてお話してきましたが、ここでは治安以外に気をつけたいことを3つご紹介します。

(主に車の運転に関することです)

 

交通事故(運転手・歩行者ともに)

ニュージーランドは車社会ゆえに、交通事故が非常に多い国でもあります。

特に、郊外の道路は時速100キロ制限のところが多く、さらに走りやすいのでスピードをついつい出してしまいがち。

それゆえに死亡事故が後を経ちません。

ニュージーランドで運転する方は、安全運転を徹底しましょう。

 

また、運転手だけでなく、歩行者も注意が必要です。

ニュージーランドは街中でも最大時速50キロは出せるので、車とぶつかったらひとたまりもありません。

ニュージーランドでは、歩行者がいても横断歩道以外はあまり止まってくれないので注意が必要です。

 

スピード違反・駐車違反

上記の交通事故と共通することですが、ニュージーランドではスピード違反への取り締まりが非常に厳しいです。

郊外の一般道路でも時速制限が100キロですが、それゆえ少しの速度オーバーでも捕まります。

僕のワーホリ仲間の中にもスピード違反で捕まった人が何人かいますが、ある人はわずか3キロオーバーで捕まったといいます。

時期にもよると思いますが、特に観光客の多い12月〜3月あたりは厳しい印象です。

ニュージーランドで車を運転する方はくれぐれもご注意ください。

 

飲酒運転

えっ!?飲酒運転しちゃいけないなんて常識でしょ?

そうツッコミたくなるかと思いますが、ニュージーランドは日本に比べるとアルコールの規制が結構緩いです。

最近は規制がより厳しくなりましたが、それでもニュージーランドは少量程度(コップ2杯程度のビール)のアルコールを2時間かけて摂取するなら違反にならないんですね。

 

しかし、少量でもアルコールを摂取すれば注意力が散漫になり、事故を引き起こしやすくなります。

特に車でワイナリー巡りをする方は注意が必要!色んなワインをテイスティングしているうちについつい飲み過ぎてしまうなんてことありえます。

ワイナリー巡りはバスツアーにするなど、基本的に車を運転するならお酒は絶対飲まない!という心構えで過ごしましょう。

※決して飲酒運転を推奨しているわけではありませんのでご注意を!

 

【参考記事】

ニュージーランドの法律の範囲内で飲酒運転が認められているアルコール量 |海外ひとりぼっち

 

いざという時に!ニュージーランドでの緊急連絡先

旅先で盗難や事故(ケガ、病気)などのトラブルが起きた時など、いざという時は現地の警察や救急に連絡をとる必要があるかもしれません。

ここでは、いざという時に必要なニュージーランドの緊急連絡先をご紹介します。

 

①警察・救急・消防(すべて共通)

警察・救急・消防はすべて共通で「111」です。

電話をかけると警察・救急・消防を統括するセンターに繋がり、用件を聞かれます。

ここでは、自分の今の用件・状況に合わせて会話を進めてください。

 

ただ、盗難や車上荒らしの被害に遭った場合は、「保険入っているか?」と聞かれることが多いようです。

盗難の場合、警察はあまり当てにできませんが、どうしても諦められない物を盗られた場合は被害届けを出したほうがいいかもしれません。

確率は低いかもしれませんが、少しでも可能性があれば行動した方がいいです。

 

②在ニュージーランド日本大使館&領事館

ニュージーランドでパスポートを紛失した時などに頼りになるのが日本大使館や領事館です。

そのため、いざという時に備えて日本大使館や領事館の連絡先はあらかじめ登録しておくことをオススメします。

在オークランド総領事館

住所:Level 15,AIG Building, 41 Shortland Street, Auckland CBD, New Zealand
電話:09-303-4106
FAX:09-377-7784
受付時間:月~金曜 09:00~12:00/13:00~15:30
Webサイト:https://www.auckland.nz.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 

在ウェリントン日本大使館

住所:Level 18, The Majestic Centre, 100 Willis Street, Wellington 6011 New Zealand
電話:04-473-1540
FAX:04-471-2951
受付時間:月~金曜(祝日を除く) 09:00~12:00/13:30~16:00
Webサイト:https://www.nz.emb-japan.go.jp/about_us/index_j.html

 

在クライストチャーチ領事事務所

住所:12 Peterborough Street, Christchurch 8013, New Zealand
電話:03-366-5680
FAX:03-365-3173
Email:enquiry.chc@wl.mofa.go.jp
受付時間:月~金曜 09:15~12:15/13:30~16:00
Webサイト:https://www.nz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular_office_j.html

 

本記事を書くにあたり、情報をご提供いただいたNZ在住者のみなさん

本記事を書くにあたり、物価情報をご提供くださいましたニュージーランド在住者をご紹介します。

情報提供していただいた在住者の皆様。この度は、ご協力ありがとうございました!!

 

Naokoさん(クライストチャーチ在住)

ニュージーランド在住13年目の晝間尚子さん(@naokonz)。

現在はクライストチャーチのラジオ局で働きつつ、自身が立ち上げた留学会社の運営やAll Aboutニュージーランドでの旅行情報の執筆など、多方面で活躍されています。

この他、人気ブログの「クライストチャーチ最高!」や「南の島ニュージーランドの日々」を運営したり、最近ではYoutube「リアムチャンネル」の発信にも力を入れています。

 

Naokoさんのブログ・SNS情報

ブログ1:クライストチャーチ最高!
ブログ2(子育てネタ中心):南の島ニュージーランドの日々
Twitter:@naokonz
Instagram:liamnz1
Youtube:リアムチャンネル

 

Mayumiさん(ダニーデン在住)

ニュージーランド在住16年目のロウクロフト真弓さん(@mayumi_dunedin)。

2005年から約10年間、夫とともにクイーンズタウンでバス会社(ツアー)を経営。その後、2014年に夫の地元であるダニーデンへ移住しています。

真弓さんの運営するブログ「ニュージーランド ダニーデン便り」では、ダニーデンのオススメ観光地、カフェやレストランなどを中心に発信しています。

 

Mayumiさんのブログ・SNS情報

ブログ:ニュージーランド ダニーデン便り
Twitter:@mayumi_dunedin

 

某ブロガーさん(オークランド在住)

オークランド在住の某ブロガーさん。

今回は匿名希望とのことで、名前やブログ・SNSリンクは掲載しておりませんが、オークランドに関するとても貴重な情報をいただけました。

この度はありがとうございました!

 

ニュージーランドの治安まとめ

以上、ニュージーランドの治安(2020年版)についてまとめました。

いかがでしたでしょうか。この記事を読んで不安に感じた方も多いのではないかと思います。

ニュージーランドは世界平和度指数でも第2位に選ばれている一方、実際のところ日本と比べてあまり治安がいいとはいえません。

とはいえ、今回の記事でご紹介した注意すべきポイントをしっかり守っていればニュージーランドは安全ですし、治安も良いと感じるはずです。

注意すべきポイントをもう一度おさらいすると、

  • 派手な格好はしない
  • 多額の現金、高価なカメラは持ち歩かない(人に見せない)
  • 貴重品を置いたままにしない(カフェ、図書館、車の中など)
  • 人通りの少ない場所は避ける
  • 夜の外出は極力避ける

これらを常に意識し、気をつけていれば、あまり心配はいりません。

むしろ他の海外に比べるとニュージーランドは断然治安の良い国だと僕は思います。

(日本はあまりにも治安が良すぎるため、あまり実感が湧かないかもしれませんが)

これからニュージーランドへ行く方は、「ここは日本ではなく海外なんだ」という意識を常に持ちながらニュージーランドを最大限楽しみましょう。

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ABOUT ME
ヒロキ
愛知出身の31歳、ブロガー。自身のNZワーホリ経験(1年3ヶ月)をもとに、ニュージーランドのワーホリや旅行に役立つ情報から、日常のどーでもいいことまで色々書いています。趣味は登山、料理、カフェ。詳細なプロフィールはこちら