はじめまして、小林と申します。
数あるサイトの中から、当サイト「NZスタイル」をご訪問いただきありがとうございます。
ぼくは2016年1月から2017年4月までの1年3ヶ月間、ニュージーランドでワーキングホリデー(ワーホリ)をしていました。
本サイトではぼくの経験をもとに、これからニュージーランドでワーホリや短期留学をする方のために、
- 日本で準備しておくべきこと
- ニュージーランドに到着してからやること
- ニュージーランド滞在中に役立つ情報
- 英語学習方法
など、あなたの留学・ワーホリライフのサポートになるような情報をまとめました。
主にワーホリ向けに記事を書いていますが、短期留学の方も使える内容となっています。
(ワーホリは短期留学の延長みたいなものなので)
ニュージーランドで短期留学やワーホリをお考えの方は、ぜひ本記事を参考の一つに準備を進めていただけたらと思います。
Contents
ワーキングホリデーとは?

ワーキングホリデー、通称「ワーホリ」とは、かんたんにいうと海外で1年間自由に生活できる制度のことです。
ワーホリビザを持っていれば現地での旅行や留学はもちろん、仕事に就くこともできます。
お金を稼ぎながら生活できるので、英語を学びたい、海外生活を体験したい、という方にはピッタリの制度です。
2018年現在、ワーホリ協定国は20カ国。
中でも特に人気のある国は、オーストラリアやカナダ、ニュージーランド、イギリス。
ワーホリビザが取得できる年齢は18〜30歳までとなっています。
若いいちにしか行けないので悩む方も多いかもしれませんね。
一生に一度、何かチャレンジしたい、人生を変えたい、という方には一つのきっかけとしてワーホリをおすすめします。
出国前に準備すること

まず、ワーホリにはどれくらいの準備期間が必要なのか、という前提条件からお話します。
結論からいうと、おおよその目安として6ヶ月前ごろから準備を始めた方が良いでしょう。
ワーホリはビザの取得から語学学校の申し込みまで、色々と準備がありますからね。
もちろん、ワーホリする目的は人それぞれなので、準備期間も人それぞれ。
以下、どんな流れで準備を行えば良いのか、大まかな流れをご紹介します。
ワーホリの情報収集
ワーホリするためにまず欠かせないのが情報収集です。
留学とは違い、ワーホリは自由度が高いので過ごし方も人によって大きく異なります。
- 語学学校へ行くか行かないか
- ホームステイするかしないか
- シェアハウスにするか個室アパートにするか
- 仕事するかしないか
- ニュージーランド全体を転々と移住していくか、一箇所に拠点をおくか
最初はワーホリがどんなライフスタイルなのか想像もつかないかと思います。
そこで、イメージを具体化するために実際にワーホリ行った人から話を聞いたりネットで調べたりするなど、こまめな情報収集が必要です。
一番良いのは経験者に直接話を聞くことです。
ワーホリの良いところだけでなく大変だったことや気をつけるべきことなど、より具体的なアドバイスが聞けます。
迷ったらまずはワーホリ経験者の集まる留学エージェントに相談してみることをおすすめします。
一つのエージェントだけでなく、2〜3箇所以上は回ってみると良いですよ。ぼくはワーホリ前に2箇所回りました。
もちろん、留学エージェントなどに頼らずとも個人で一から手配することも可能です。
ぼくの場合は現地の留学エージェントに相談しましたが、現地での銀行口座開設やIRDナンバーの発行以外はすべて自力で手配しました。
以下、ぼくがお世話になったニュージーランドの現地留学エージェントさんのブログです。
銀行口座やIRDだけでなく、現地での生活ルールや仕事の探し方、おすすめ観光スポットまでいろいろと相談に乗ってもらい、大変助かりました。
興味のある方はぜひご覧ください。
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英語学習をしておく(テキスト学習、オンライン英会話など)
ワーホリする前の準備で欠かせないのが英語学習です。
語学学校3ヶ月も行けば大丈夫でしょ!?って思うかもしれませが、たった3ヶ月で英語が話せるようになったワーホリはほんの一部。
しかも、3ヶ月で話せるようになった人は必ずといっていいほど日本で基礎英語力を身に着けています。
英語初心者が語学学校で英語を話せるようになるためには、日本で土台を作っておかなければなりません。
これだけで留学のスタートラインはかなり違いますし、英語が話せるようになれば得られる仕事の幅や友達付き合いもかなり広がるでしょう。

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お金を貯める(目標150万円)
ワーホリは思った以上にお金がかかります。
現地で仕事すぐ見つけて働けばそんなにお金いらないじゃん?って思う方もいるでしょう。
人によっては30万円で乗り切ったツワモノもいますが、ぼくから見たらかなりリスキーだと思います。
ぼくの場合は渡航前に仕事先がほぼ確定してはいましたが、仕事が始まるまでの間に車の購入やら旅行やらで総額100万円近く使いました。

特に海外では仕事がすぐ見つかる保証なんてないので、お金はあるに越したことはありません。
出国前の準備費から語学学校費、仕事が見つかるまでの生活費も込みで、150万円は貯めておきたいところです。
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語学学校を申し込む(希望者のみ)
語学学校ですが、これは人それぞれでしたね。
全体的に語学学校に行く人の方が多い印象ですが、渡航してしばらく経ってから行く人や全く行かない人も半数近くいるのではないでしょうか。
ぼくは語学学校は行かずに現地留学エージェント(個人でやっている方)の家庭で2週間ホームステイしながら英語の習得&NZ生活のルールを学んでいました。
もし、語学学校へ行くにしても、できれば事前に見学してから入学を決めた方が良いです。
日本の留学エージェントで6ヶ月申し込んだけど、入学後2ヶ月で飽きてしまい途中で辞めてしまった人もいます。
事前申し込みは返金ができないので、これだと本当にお金がもったいない。
事前に申し込むにしても、最初は2週間〜1ヶ月程度にしておき、もっと学びたいと思ったら延長すれば良いのです。
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ホームステイを申し込む(希望者のみ)
ホームステイについては悩む方も多いのではないでしょうか。
これも人それぞれですが、ニュージーランドの文化や人に触れたいという方でしたらおすすめです。
逆に、ホームステイは不自由だから嫌!という方はシェアハウスかフラットを借りた方が良いかもしれません。

ホームステイは、エージェントで語学学校を申し込む流れで一緒に決めるとスムーズです。
シェアハウス、フラットは基本的に自分で探す必要があります。
さて、ホームステイ先が決まったら、事前に荷物を郵送しておくとラクかも。
ヤマトだと100Lのスーツケース(3辺158cm)に25kg詰め込んで26,000円前後。
貴重品は送れませんが日用品程度なら送ることができるので、身軽に行動したい方にはおすすめの方法です。

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ワーホリビザを申請する(パスポートの申請も込み)
ワーホリ行く前の難関がビザの申請。
ニュージーランドのワーホリビザは全てオンラインからの申請となります。
詳しい申請手順は下記記事をご覧ください。

ニュージーランドのワーホリビザを取得するためには指定医で健康診断(主に胸部レントゲン)を受けなければなりません。
指定医は全国で6ヶ所だけなので、その中から最寄の場所で受診することになります。
【北海道】
■北光記念クリニック
予約:011-722-1166
受診可能日時:月・火・木・金(13:30〜15:00)
【東京】
■Tokyo Medical and Surgical Clinic
予約:03-3432-5181
受診可能日時:月〜金(10:00〜11:00、13:30〜15:00)
■聖母病院
予約:03-3951-1111
受診可能日時:月〜金(9:00〜10:00、13:00〜14:00)、土※(9:00〜10:00)
※第3土曜日を除く
【大阪】
■大阪回生病院
予約:06-6393-8069
受診可能日時:月・水・金(10:00〜14:15)
【兵庫】
■神戸海星病院
予約:078-871-5201
受診可能日時:月〜金(11:00)
【福岡】
■福岡結核予防センター
予約:092-761-2544
受診可能日時:月〜金(13:30〜)
指定医での健康診断は予約が必要ですが、どの指定医も平日診療の日が多く、受診可能時間も短いため予約が取りづらいことがあります。
ニュージーランドのワーホリビザ申請は、オンライン申請してから2週間以内に健康診断の結果をNZ移民局に提出しなければなりません。
やみくもに申請してしまうと、病院予約とれない→健康診断の結果提出できない→ビザ取得できない、なんてことになってしまうので指定医の予約は計画的に。
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航空券を予約する
航空券は出発の日程が決まった時点で早めに予約しておきましょう。
早めに予約すれば安いですし、良い席を確保することができます。

片道か往復で迷うかもしれませが、帰国日が未定であれば片道だけで大丈夫です。
ただし、片道だと入国審査の時に帰りの航空券を買うだけの資金があるかどうか聞かれることがあります。
その証明として、出国1週間以内の銀行口座の残高証明(英文)が必要になるので、普段お使いの銀行窓口にて発行してもらってください。
まぁ、ぼくの場合は片道航空券でも審査官に聞かれることはありませんでしたが。念のためです。
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ワーホリ保険に入る
ワーホリへ行くなら必ず入っておきたい海外保険。
入っておかないと、いざという時に数十万、数百万円という多額の治療費を払うハメになります。
日本の健康保険も使えなくはないんですが、おすすめはしません。
治療費の払い戻しは日本で行わなきゃいけないし、日本基準の医療費でしか払い戻しされないので、個人的には出国前に健康保険脱退して海外保険に入った方が良いです。
ワーホリ保険ですが、日本で入ると1年間で20万円前後とかなり高額。
そこでおすすめなのが、ニュージーランドの「ユニケア保険」への加入。
保険料は1年間で6万円代なので、日本のワーホリ保険に比べて3分の1以下とかなりお得です。
注意点はいくつかありますが、一時帰国とかしないのであれば総合的にユニケア保険がおすすめです。
詳しくは下記記事をご覧ください。

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クレジットカードを作る
ニュージーランドではクレジットカードも必要。
ワーホリ、留学中に旅行へ行く方も多いと思っていますが、旅行だとツアーや宿、フェリーの予約などで何かとクレジットカードが必要になります。
クレジットカードは普段使っているもの2〜3枚で大丈夫ですが、海外行くなら海外旅行保険付きがオススメ。
個人的には、海外へ頻繁に行くなら楽天カード、Booking.comカード、エポスカードの組み合わせが最強だと思っています。
ぼくも海外へ行く時は、いつも以下のように使っています。
- 飛行機チケットの予約、カードでの買い物は楽天カード
→ 貯まったポイントで旅行用品を購入
- ホテル、バックパッカーズの宿泊費支払いはBooking.comカード → ポイント最大6%キャッシュバックによりお得に宿泊
- キャッシング用、海外旅行保険ならエポスカード → 3ヶ月分の海外旅行保険が自動付帯、外貨両替(キャッシング)が最安
どれも年会費は永年無料なので、持っていて損はないカードです。

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海外プリペイドカードを作る
クレジットカードの予備として海外プリペイドカードもおすすめ。
どっちでも良いんですが、ワーホリ中にクレジットカードが使えずに困っていた日本人観光客がいたので、いざという時に安心です。
18歳未満の留学生はクレジットカードが作れない可能性が高いので、年齢制限のないプリペイドカードがおすすめ。

持っていくなら、VISAとMastercardの組み合わせがいいかも。
ニュージーランドではVISAとMasterCardさえあれば生きていけます。
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出国前の公的手続きをする(転出届、税金関係など)
出国前に住民票を抜いてしまう方は、海外転出届やら住民税、国民健康保険の脱退手続きをする必要があります。
基本的に転出届を出せば健康保険や住民税も自動的に脱退となります。
公的手続きは出発の14日前から行うことができます。
海外滞在中に日本の健康保険に入るメリットはあまりないので、ワーホリ中は住民票を抜いたままにしておくと良いでしょう。
その他、正社員として勤めている方は会社関係の手続きもあります。

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持ち物の準備をする
ワーホリ1ヶ月前になったらそろそろ持ち物の準備も始めましょう。
日本で買っておいた方が良いものもいくつかあるので、その買い物期間も含めて余裕を持った準備を。
持ち物リストは下記記事を参考にしてみてください。

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お金を送金する(お金の持って行き方)
お金をどのように持っていこうか悩む方も多いのではないでしょうか。
現金を持っていってそのまま両替するか、海外送金するか、クレジットカードのキャッシングを使うか・・・
お金を持っていく方法によっては手数料にかなりの差が出てきます。
特に100万円以上のまとまったお金を送る場合、為替手数料が1円違うだけで受け取れる外貨が1〜2万円分も変わってきます。
現地の生活資金をたくさん持っていく方はぜひ真剣に考えてみてください。

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日本出国〜ニュージーランド到着まで

いよいよ出発当日がやってきました。
初めてのニュージーランドにワクワクと不安が交互に入り混じっていることでしょう。
さて、ニュージーランド行きで最初に待ち受けている不安の一つが入国審査です。
ニュージーランドは持ち込みに厳しい国なので、持ち込み禁制品については事前にしっかりと確認しておきましょう。
下記記事では入国審査の注意点や入国カードの書き方もご紹介しています。

また、英語初心者の方にとっては入国審査で何聞かれるか不安かもしれません。
どのように受け答えすれば良いのか、答えられなかったら別室に連れていかれるんじゃないか。
きっと不安で不安で夜も眠れなかったでしょう(笑)
でも、審査官も日本人が英語できないこと分かっている(笑)ので、そんなに突っ込んだ質問はしてこないので大丈夫ですよ。
よっぽど怪しい人だと思われない限りは・・・ww
どうしても心配な方は、英会話教材で入国審査編をしっかり勉強しておくなり、あらかじめ想定される質問やその受け答えを紙に書いて持っていくことをおすすめします。

ニュージーランド到着後1週間以内にやること

入国審査も無事に通過し、ついにニュージーランドに入国しました。
ホームステイを申し込んだ方は、空港にホストファミリーがあなたを迎えに来ていることでしょう。
ドキドキの対面ですが、いよいよこれから新しい生活がスタートします。
さて、ニュージーランド生活がスタートしたら、早いうちにやっておきたい手続きが3つあります。
ニュージーランドで仕事をするために必要な手続きなので、仕事が決まるまえに早めに済ませてしまいましょう。
- プリペイドSIMの購入(電話番号の取得)
- 銀行口座の開設
- IRDナンバーの発行
ぼくは現地留学エージェントさんのサポートを活用させていただき、銀行口座開設やIRDナンバーの申請は付き添いでサポートしてくれました。
心配な方は現地留学エージェントさんやホームステイ先、シェアハウス先のオーナーさんに手伝ってもらうと良いですよ。
①プリペイドSIMの購入(電話番号の取得)
ニュージーランドに到着したらいの一番にやっておきたいのがプリペイドSIMカードの購入。
SIMカードの購入はニュージーランドの電話番号を取得するためで、電話番号は後に行う銀行口座開設やIRDの申請にも必要となる可能性があります。
ホームステイする方はホームステイ先の住所や電話番号でも銀行口座やIRDの手続きが可能ですが、滞在先がバックパッカーズなどの場合は自分の携帯番号が必要になるケースもあります。
どちらにせよ、電話番号があれば現地の人との連絡がスムーズなので、早めにSIMカードを購入しましょう。

SIMフリーのスマートフォンを持っていない方は現地のショッピングセンターやキャリアショップでも購入できます。
ただ、SIMフリーのiPhoneは割高なので、日本で買っていくことをおすすめします。
②銀行口座の開設
続いては銀行口座の開設です。
口座開設にはパスポートやビザの他に、現地での住所証明が必須です。
語学学校に通っていれば学校で口座開設に必要な書類を発行してくれますが、そうでない方は滞在先で住所証明をもらう必要があります。
最初の滞在先がバックパッカーズなど安宿の場合、宿によっては住所証明がもらえないこともあるので事前に確認してください。

ぼくはBNZを開設しましたが、口座を開設して1週間以内にキャッシュカードが届きました。
③IRDナンバーの発行
ニュージーランドで仕事をするためにはIRDナンバー(納税者番号)が必要になります。
IRDナンバーは銀行口座の残高証明が必要なので、先に銀行口座を作っておきましょう。
残高証明も、入金および出金を最低1回ずつした形跡がないといけないみたいなので、口座開設してキャッシュカードが届いたらすぐに買い物等で利用し、残高証明を発行してもらいましょう。

申請してから1週間前後でIRDナンバーが交付されます。
以上、一連の手続きが完了するまでおおよそ2週間くらいはかかるでしょう。
IRDナンバーが取得できたら、いよいよ仕事への応募が可能になります。
ニュージーランドでのお役立ち情報

ここでは1年間のニュージーランド生活で役立つであろう情報をご紹介します。
ニュージーランドの基本情報から仕事を得る方法、住まい探し、車探し、おすすめグルメや観光地、ワーホリビザの延長からタックスリターンまで。
1年間のワーホリ生活で必要になったら、ぜひ活用してみてください。
(情報は随時更新、追記していきます)
気候
ニュージーランドは日本と同じく春夏秋冬の四季があります。
南半球なので日本と季節が逆。
- 日本の夏→ニュージーランドの冬
- 日本の冬→ニュージーランドの夏
といった感じです。
ただ、日本とは違って夏はカラッとしていて涼しく、冬も都市部では平均気温が10℃前後と比較的過ごしやすい気候です。
気になるニュージーランドのベストシーズンは「夏」。
日照時間も長く、アウトドアアクティビティも盛んで仕事も多いので、ワーホリメーカーにとっては絶好のシーズンでしょう。
この気候をもとに、渡航するタイミングを決めると良いですよ。

治安
ニュージーランドは世界的にみて治安は良い方だと言われています。
たしかに、1年3ヶ月住んでいて治安は良いと思いました。
しかし、そんなイメージとは裏腹にニュージーランドでは盗難・空き巣などの軽犯罪がめちゃくちゃ多い。
あるサイトの情報によると、ニュージーランドの犯罪発生率(人口1万人当たりの発生件数)はなんと日本の7倍以上だといいます。
特に強盗は際立って多く、日本の16倍だそう。
現在の具体的な数値は分かりませんが、ぼくのワーホリ友達でも危ない目に遭った人が結構いたので、日本にいる時よりは盗難に遭いやすい環境なのは間違いないでしょう。
ここは日本ではないことをしっかりと自覚し、貴重品管理や防犯対策はしっかりとしておきましょう。

物価
一昔前は日本よりも物価が安く、観光しやすい国として人気がありました。
しかし、近年はニュージーランドへの移住者の増加や最低賃金の上昇に伴い、年々物価が上がってきています。
レストランやカフェなど外食産業に至っては確実に日本より高くなってきています。
他にも電化製品や車など、日本から輸入するものは全体的に割高。
2018年現在は最低時給が16.25ドルと高いですが物価も上がってきているので、貯金するには人一倍の工夫が必要かもしれません。

ニュージーランドでの仕事の探し方
ワーホリする方が一番気になる情報かもしれません。
ニュージーランドでワーホリでも得やすい仕事は大きく分けて以下の3つ。
- レストラン・カフェなどの仕事
- フルーツピッキングなどの季節労働
- ファーム(牧場等)での仕事
実際、仕事の種類はたくさんありますが、ベースとして英語力が必要ですし、中には高度なスキルを求められる仕事もあります。
ぼくは特に取り柄がなかったので、年中フルーツ系の季節労働をしながら生活していました。
仕事の応募はインターネット経由か直接応募が主流で、職種によってはCV(履歴書)も必要です。
レストランなどの仕事は運良く見つかればすぐに働くことができますが、フルーツ系の季節労働は応募してから仕事開始までのタイムラグが大きいので注意が必要です。
詳しくは下記記事をご覧ください。

ニュージーランドでの住まいの探し方
仕事探しと同じタイミングで行いたいのが住まい探し。
中には仕事先がアコモデーションを斡旋してくれることもありますが、ほとんどの場合は自分でフラットやバックパッカーズを探す必要があります。
滞在方法も色々ありますが、ワーホリで一般的な滞在方法は家賃の安いフラット(シェアハウス)でしょう。
家賃はオークランドは高めですが、郊外であれば週100ドル前後と安めです。
フラットは主にインターネットで探し、気になるフラットに直接コンタクトを取って契約する流れが主流ですが、ワーホリ友達の紹介で入るという方法もあります。

ニュージーランドのおすすめ観光地・グルメ
ワーホリや留学中の楽しみといったら、やはり旅行やグルメでしょう。
ニュージーランドには独自の魅力を持つ観光地がいたるところにあります。
有名どころだとロード・オブ・ザ・リングのロケ地の「ホビット村」や土ボタルが綺麗な「ワイトモ洞窟」。
他にも星空で有名なテカポ、国立公園のマウントクック、世界遺産のミルフォードサウンドなどなど。
また、少ないながらも美味しいグルメもあります。
有名なものだとフィッシュ・アンド・チップスやマッスル、ミンスパイ、アイスクリームなど。
フィッシュ・アンド・チップスは味は別としてニュージーランド名物として体験してみるのはアリでしょう。
マッスルは個人的に好きです。ハマると止まりません(笑)
観光名所や人気グルメレストランの探し方ですが、ぼくは主にトリップアドバイザーを使って探していました。
ガイドブックはほとんど使っていません。参考にはなりますが、やはりユーザーの率直な口コミや写真の方が参考になります。
ニュージーランド滞在中にぜひ、ニュージーランドらしい体験をたくさんしてきてくださいね。
ニュージーランドの人気お土産
帰国前にたくさん買って帰りたい、ニュージーランドのお土産。
ニュージーランドにも独自のお土産がたくさんあります。
美味しいクッキーから健康に良いマヌカハニー、風味豊かなワインなどさまざま。
帰国前に実家の親や兄弟姉妹、いとこ、友達などに買っていってあげるときっと喜んでくれるでしょう。

ニュージーランドの運転事情
ワーホリで車を購入する方は知っておきたいニュージーランドの交通事情。
走行車線は日本と同じ左側なので、ほぼ日本にいるような感覚で運転できます。
ただ、いくつか日本とルールが異なるので注意が必要。
また、ニュージーランドには日本ではあまり見かけない「ラウンド・アバウト」がいたるところにあります。
慣れればラクですが、慣れるまでが大変かもしれません。
細かいルールは下記記事をご参照ください。

車を買う・売る
ニュージーランドでは車があると便利だし仕事探しも有利なので、入国してすぐ買う方も少なからずいるでしょう。
車を購入する方法はいくつかありますが、最も安く買える方法は直接売買。
インターネットやスーパーの掲示板に売り出しの案内が出され、それに興味を持ったら直接コンタクトを取って試乗させてもらいます。
最終的に気に入ったら購入するという流れが一般的です。
ニュージーランドでは車は直してでも使う、という文化のためか10万キロを超える車でも普通に使われています。
年式が古く、走行距離が10万キロ超えの車は2,000〜3,000ドル前後と安く買える反面、故障のリスクが高いのがデメリット。
中古車ディーラーで買った方が安心ですが、5,000ドル以上と高いのでお金に余裕が無いと厳しいかも。
2,000ドル前後の車を狙うなら、購入前にしっかりとチェックしましょう。
(購入前に車の修理屋でチェックしてもらうことをおすすめします)

また、ニュージーランドでは売る時も直接売買の要領で売ると高く売れます。
上手い人は買った金額よりも高く売っていました。
車種や値段によってはなかなか簡単に売れないので、帰国前に売ってしまいたいなら1ヶ月以上前までには売りに出しておきましょう。

一時帰国をする方へ
結婚式や家庭の事情などで一時帰国することがあるかもしれません。
ほとんどの方は日本を出国する前に日本の携帯電話を解約していると思うので、一時帰国中の連絡手段をどうしようか悩む方もいるでしょう。
以下、滞在期間別におすすめのSIMカードをご紹介しているので、一時帰国する方は参考にしてみてください。

また、ユニケア保険に加入している方は、一時帰国した時点で保険が失効になってしまいます。
ニュージーランドへ行く前に再加入しておきましょう。
ワーホリビザを延長する方へ
1年だけじゃ物足りない、という方はある条件を満たせば3ヶ月延長することができます。
その条件とは、果樹園やファームで3ヶ月以上働いた方。
延長するためにはファーム等で働いた証明(給料明細)やパスポート、申請書などが必要です。
詳しくは下記記事をご覧ください。

タックスリターンについて
ニュージーランドで仕事をしてお給料をもらっている方は、毎年6〜7月頃にタックスリターンをする必要があります。
ワーホリするタイミングにもよりますが、ぼくのようにタックスリターンの時期が来る前に帰国した場合はオンラインでタックスリターンすることになります。
(たぶん、ニュージーランド国内にいてもオンラインでタックスリターンすることになります)
ぼくは2017年の帰国後にタックスリターンしましたが、思った以上に簡単にできました。

ただし、戻ってくるタックス(税金)の振込みにNZの銀行口座が必要なので、帰国前に銀行口座を閉じないようにしましょう。
銀行口座を閉じたい方はタックスリターン後、電話かオンラインにて閉じることができるそうです。
(ぼくが使っているBNZは電話でしか受け付けていないので、未だに閉じていませんww。ANZはオンラインでもできるそうです、たぶん。)
帰国前に日本に荷物を送りたい方へ
お土産の購入などで思った以上に荷物が増えてしまい、重量オーバーしてしまいそうなら国際郵便で日本に荷物を送ってしまった方がお得です。
ニュージーランド航空の場合、成田行きのフライトで重量超過(23kg超え)した場合、200ドルの超過料金がかかります。
国際郵便なら10kg以内の荷物は150ドル前後で送ることができるので、航空会社の超過料金よりは安く済みますし身軽になれてラクです。

ただ、荷物の内容や市場価値によっては関税がかかる場合があります。
そんな時は別送品扱いとして郵送しましょう。
別送品として送ると、本来関税がかかるものが免除される場合があります。
その他ニュージーランドの生活情報
以上、ワーホリで必要な情報をご紹介しました。
この他、ニュージーランドで生活する上で知っておいた方が良い生活の知恵などもご覧ください。
ホームステイする時などに役立つかと思います。


ニュージーランドで長期間住んでいると美容室へ行く必要に迫られますが、個人的にはニュージーランドの美容室問題はけっこう深刻(笑)
できれば日本人経営の美容室に行くことをおすすめします。

あと、ニュージーランドではサンドフライに注意しましょう(笑)

さいごに
以上、長々とここまでお付き合いいただきありがとうございます。
ぼくがニュージーランドで経験したことをもとに、持て余すことなくお伝えしてきたつもりです。
まだまだ情報として不完全な部分もあるかもしれませんが、日々鮮度の高い情報をみなさんにお届けできるよう努力していくつもりです。
ぶっちゃけいうと、ぼく自身1年3ヶ月だけではニュージーランドのことは何もわかりません。
まだまだ勉強すべきことがたくさんあります。
でも、なぜここまでニュージーランドのブログをひたむきに書き続けてこられたかというと、純粋にニュージーランドのことが好きだからだと思っています。
なんか分かりませんが、とにかくニュージーランドが大好きなんです(笑)
もうニュージーランドでワーホリすることはできませんが、今後は観光ビザでニュージーランドを毎年訪れるつもりです。
これからは大好きなニュージーランドを一旅行者として楽しみつつ、その魅力を自分なりの視点でお伝えし続けていけたらと思います。
今後とも、本ブログをよろしくお願い致します。
もし何かご不明な点、ブログの中で間違っているヶ所等ありましたら、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください。
こんな情報載せて欲しい、自分の体験談を載せて欲しい、などのリクエストでも全然大丈夫ですよ。