こんにちは、小林です。
もうすぐ2017年も終わりますね。この時期に、今年1年の事を色々と振り返る方も多いかと思いますが、僕もちょうど今年あった事を振り返っていました。
その中でも、僕にとって特に大きかったイベントがニュージーランドでのワーホリ。
ということで、今回はニュージーランドでワーホリしてよかった事や後悔した事について振り返ってみたいと思います。←文脈ww
NZワーホリ全体の振り返り


2016年1月12日、念願だったNZワーホリ生活が始まりました。
最初はニュージーランド生活に慣れるため、Kiwiと日本人夫婦の家に2週間ホームステイし、その後ファームの仕事をしたり旅をしたりと充実したワーホリ生活を送ってきました。
ニュージーランドは自然豊かでどこかのんびりとした空気が流れているので、日本のようなストレスとはほぼ無縁の生活を送っていましたが、やはり長く生活しているとトラブルも付き物。
ワーホリ4ヶ月目でインド人から買った車がぶっ壊れて新しい車を買い直したのも今となっては良い思い出。ヴィンヤードの仕事で給料400ドル程が未払いだったこともあったな〜(笑)
宿やキャンプ場が空いていなくてやむなく路駐して車中泊したことも。
まぁ、盗難や犯罪に巻き込まれなかったのが救いですかね。僕の周りでも盗難に遭ったワーホリメーカーが多かったので。
結局、喋れる事を目標にしていた英語は全然でしたが、不思議とワーホリした事の後悔はあまり無いように思います(全く無い訳ではありませんよ、後述します)。
ワーホリする目的や想いは人それぞれですが、僕はワーホリ行ってよかったと、今でも思っています。
ワーホリしてよかったこと

ではワーホリしてよかったことを具体的に話していきますね。
僕がワーホリして得られたことはずばり3つ
- 自分のやりたい事が見つかった
- 変なプライドやこだわりを手放せた
- 海外で自力で生活できるという自信をつけた
この中でも自分のやりたい事が見つかったのが一番大きかったですね。
ワーホリ行く前は自分は何が好きなのか、将来どうなりたいのかを真剣に悩んでいましたから。悩んでも出ない答えを永遠に探し続けて煮詰まっていたんでしょう。
一旦、全てをリセットしてワーホリしに行ったことで自分とゆっくり向きあえたからこそ、自分が本当にやりたい事が見えてきたんですね。
あと、変なプライドやこだわりがほとんど無くなったのも大きな進歩の一つ。仕事は正社員でないといけない、とか車は新車でないとヤダ、とか。
ワーホリ中は色んな国の人と出会いました。
当然、国ごとに文化も人々の気質も違います。
中には日本の常識では考えられない文化を持っていたり、非常識だと感じる言動や行動をする人だっています。
でも、こうした人たちと生活していると日本の常識がいかに通じないかを痛感させられます。
同時に、こういう文化もあるんだなと視野も広がります(まぁ、中には受け入れ難い文化もありましたが)。
そうすると、不思議と今まで感じていたプライドとかこだわりとかがどうでもよくなってくるんです。今までの自分がどんだけ視野が狭かったことか(笑)
ワーホリして後悔したこと
結果的にワーホリ行ってよかったと思っていますが、だからと言って全く後悔しなかった訳ではありません。
強いて言えば、僕がワーホリ行って後悔したことは、
- 大企業という肩書(安定)を失ったこと
- 仕事で活かせるスキルが得られなかったこと
という、以上2点に尽きます。
僕は元々、地元の大企業に勤めていましたが、ワーホリをする以上会社を辞めなければなりませんでした。
もちろん、ワーホリしたかったので迷うことはありませんでしたが、それでも今職を失ってから仕事がある事のありがたみを痛感しています。
特に今は派遣の仕事を転々としているため、大企業の正社員として勤める事の恩恵がよく分かります。一旦肩書を捨ててしまったら、よほどのスキルがない限り同じ立ち位置の企業に再就職するのは難しいと言われているので、この点はもったいないなと時々思います。
そしてもう一点、ワーホリ中に仕事で活かせるスキルが得られなかったことが心残りかもしれません。
ワーホリって究極の所、何でもできる自由な制度ですよね。つまり、ワーホリで何をして何を得るか、全ては自分次第という事になります。
ワーホリで英語力を磨いて帰国後に外資系の企業に就職する人もいれば、美容師の経験を活かしてワーホリ中にワークビザを取得して現地で就職する人もいます。また、バリスタの資格を取って現地のカフェに就職した人もいます。
でも、僕の場合はというと英語はこれと言って伸びていませんし、仕事は誰でもできるようなファーム系の仕事ばかり。帰国して再就職する事を考えた場合、とても使えるようなスキルは得られませんでした。
まぁ、ワーホリ生活を楽しむこと&自分のやりたい事を見つける事に重きを置いていた僕にとってはそこまで大ダメージではありませんが、せめて何か生活に役に立つスキル(サバイバルスキル、オーガニック栽培スキルなど)だけでも習得しておけばよかったなと、少し心残りです。
ワーホリ後の将来について

ワーホリ行ったのが27歳で、もう29歳。
ワーホリした後はどうするの?とよく聞かれますが、ぶっちゃけ僕は将来の事はあまり考えていません。
こういうとほとんどの方は心配するでしょう。だって、もう30歳間近のいい大人が定職にも就かずにフラフラしている訳ですからね(笑)
でも、考えた所で答えは分かりません。考えれば考えるほど、逆に将来の不安などネガティブな事に目がいくようになり、バッドループに陥ってしまうのは目に見えています。
そうなるくらいなら、考えるのを諦めて、とにかく今を楽しむことに集中しよう、そう決めました。
将来なんて誰にも分かりません。自分ですら自分の将来が分からないのですから。
でも、将来が分からないからこそ、人生って面白いじゃないですか。ゲームだって同じ、シナリオが分からないから楽しい。
という事で、将来何がしたいかと聞かれたら「分からない」というのが僕の答えです(笑)
強いて言えば、将来は人生を楽しむ達人になりたいとでも言っておきましょう。
さて、5年後、10年後、僕はどんな人生を歩んでいるんでしょうね、楽しみです(笑)
以上、僕のひとりごとでした。最後まで目を通して頂きありがとうございました。