ニュージーランドでは持ち前の大自然を活かした、日本ではできないような面白い、風変わりなアクティビティが多々あります。
そのうちの1つがワイトモの「Black Water Rafting(ブラック・ウォーター・ラフティング)」。
ワイトモと言えばグローウォーム(土ボタル)が有名ですよね。
Black Water Rafting はその土ボタルを見ながらラフティングをするというとてもエキサイティングなアクティビティですが、一体どのようなラフティングなのでしょうか。
今回、僕もこのツアーに参加してきましたので、体験レビューも交えて Black Water Rafting の魅力をお伝えします。
Contents
ワイトモ名物の Black Water Rafting とは?

Black Water Rafting(ブラック・ウォーター・ラフティング)は専用のスーツを着用してライト付きヘルメットを被り、タイヤチューブ(浮き輪)で洞窟内の川を進んでいくというとてもエキサイティングなアクティビティです。
途中、足場の悪い岩場をライトを頼りに進んだり、数メートルの高さから滝壺に飛び込んだりと、まるで男のロマン溢れる冒険のようなツアーです。
場所は、ワイトモにある3大洞窟のうちの1つRuakuri Cave(ルアクリ洞窟)。ルアクリ洞窟にも数多くの土ボタルが生息しており、真っ暗闇の中で見るとそれはまるでプラネタリウムのようでとても美しいのです。
洞窟内の見学ツアーで見ることもできますが、ラフティングしながら土ボタルが見れるのは楽しさ倍増する事間違いありません。
ツアーは1人からでも参加できますが、やはり友達や恋人と一緒に行くのがベスト。みんなで楽しい時間を共有できますよ。
Black Water Rafting の体験レビュー
2017年3月の下旬に友達3人とで Black Water Rafting に行きました。そこで実際どんな感じだったか、僕の実体験を述べたいと思います。
到着〜ラフティング準備まで
ロトルアから車で約2時間、ワイトモ洞窟に付く手前に Black Water Rafting の受付があります。

中に入ったら、受付でチェックインします。予約なしでも空いていればチェックインできますが、2人以上のグループで参加する場合は事前予約をして行きましょう。

チェックインを済ませたら、何やら記入して提出し、その後インストラクターに呼ばれます。
ここで、ウォーターラフティングに使う専用装備を貸し出してもらえます。荷物は鍵付きロッカーにて預かってもらえます。

ウェットスーツのサイズはインストラクターが見た目で判断していましたが、決め方結構テキトーだったような気がしますw
ウェットスーツを受け取ったら着替えにいきます。さぁ、着替えも終わり準備完了!いつでもかかってこいや〜!

僕の友達のナイス決めポーズw
何か指名手配中の体育の先生みたいな感じになっちゃってますねw
許して下さい、友よ(笑)
その後、靴とライト付きヘルメットを受け取ったら出発準備OK。
いざ、ウォーターラフティングへ!
さぁ、全員の準備が完了していよいよ新たなアドベンチャーが始まろうとしています。門出の記念撮影。

そしてこんなのも。これぞBlack Water Rafting スタイルポジション。実際に洞窟内ではこんな風になりながら進みます。

まずは、洞窟に入る前に近くの川で飛び込みの練習。実際に洞窟内で滝壺に何度か飛び込みますが、その際タイヤチューブをお尻にはめて後ろ向きにダイブします。
飛び込むとこんな風になります↓w

想像以上に水がぶっかかりましたね。てか、これを洞窟内でやるなんて、聞いてナイヨ〜((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
さぁ、アドベンチャーの始まりです。洞窟内は真っ暗なのでヘッドライトだけが頼りです。

写真はないですが、この後滝壺ダイブその1が行われます。しかも、高さ2〜3メートルはあったぞ。当然、滝壺側は真っ暗で何も見えないのでめちゃくちゃ恐い訳ですよ〜。
しかも、何故か僕が1番バッターに選ばれる訳ですよ〜。もうやるしかないですね。命を捨てる覚悟ができてから(←嘘ですw)いよいよジャンプ。
- ジャンプ前後の心境の変化ビフォー・アフター
【ビフォー】
ダメ!もうしぬ〜〜!!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
【アフター】
チョーキモチイイ!!!(←北島康介風)

何でもやってみるもんですね。いや、やるしか選択肢はなかったんですが。
その後、足場の悪い岩場を歩いたり、例のBlack Water Rafting スタイルポジションで真上に輝く土ボタルを眺めながら川を進んだり、何度かミニ滝壺にジャンプしたりと終始ハラハラドキドキの連続でした。

いよいよ出口が見えてきました。

外に出たら、今度は外の川下り。洞窟内と違って広々とまったり下れます。もう皆余裕の表情w

いや〜、実に楽しい3時間でした。
こうしてニュージーランドでしか出来ない素晴らしい体験ができた事は純粋に嬉しかったですね。
ラフティング後の嬉しいサービス
さぁ、とても楽しい時間を過ごすことができましたが、1つだけ問題点があったんです。それは、
寒いっ!!!
以上、ただそれだけですw
ラフティング中にウェットスーツ内に水が入り込んでいたため、ラフティング中は勿論、水の外に出た時なんかはとにかく寒いんです。因みに僕がラフティング行ったのは3月下旬(NZの夏終わりかけ)だったので、真夏に比べると幾分か寒いんです。
もう凍え死ぬかと思いましたよw
そんな僕達を救ってくれた神サービスがこちら↓(こちらはサンプルですw)


何と、ツアー参加者には温かいトマトスープとベーグルが無料で振る舞われるんです。
もう、死ぬほど旨かったしあの時程幸せを感じた事は今までなかった気がします(←後半は嘘)
ベーグルは1人1個までだそうですが、死ぬほどお腹空いていたので3個も食べましたw
これで昼飯代浮いたぞ、シメシメ(笑)
ラフティングへ必用な持ち物と注意事項
まずは必用な持ち物ですが、下記の通りです。
- 水着
- タオル
水着はウェットスーツの下に着ます。水着忘れると参加できない場合があるので、必ず持参しましょう。また、ラフティングにシャワーを浴びますが、タオルはその時に必用になります。
ウェットスーツ、ヘルメット、ライト、靴は貸し出してもらえます。メガネをかけている方は、滝壺ダイブの際に外れる恐れがあるので、メガネチェーンなどで落ちない様に工夫しましょう。
次に注意事項は2つありますが、1つ目は年齢制限が設けられていること。12歳未満の子供はこのツアーに参加する事ができないので、家族旅行する方は注意が必用です。
そして2つ目は写真撮影が禁止されていること。普通のカメラはもちろん、GoProなども持ち込み不可です。スマホも持ち込めません。

こちらの注意書きにもありますが、写真はインストラクターが撮ってくれるので、我々は楽しむ事に集中しましょうという事ですね。撮影してくれた写真は後で店内の液晶ディスプレイに表示されるので、気に入った場合は購入すると良いでしょう。写真データの入ったUSBで、1つ30ドルだったと思います。

Tシャツと買うと安いみたいですよ。と言っても、約5,000円近くするので考えものですが。まぁ、でも思い出はお金に変えられないのでここは奮発しましょう。
予約方法と料金について
ツアーは時間は着替え等の準備込みでトータル3時間。通常は朝9時から、夕方4時30分の部まで、計6つのセクションがありますが、夏の繁忙期は朝7時から30分ごとにツアーが開催されています。
予約はインターネット、または最寄りのi-site(インフォメーションセンター)にてできます。インターネットで予約する場合はクレジットカードが必用で、決済の完了をもって予約確定となります。
料金は1人138ドル(約11,000円)。ただし、天候不良で雨量が多い日はツアーが中止になる場合があります。
→予約は Black Water Rafting の公式ページより
おわりに
以上、Black Water Rafting の概要や体験談をお届けしましたがいかがでしたでしょうか。見ているだけで楽しそうだな、と思う反面でちょっぴりスリリングな冒険に躊躇してしまう方もいるでしょう。
ですが、やってみるとスーパー楽しいのがこのラフティングのポイント。バンジージャンプやスカイダイビングに比べたら全然怖くないので大丈夫ですよ。
それにこんな経験なかなか出来ないので、ニュージーランド旅行に行くのであれば是非計画に入れてみてはいかがでしょうか。あ、でもワーキングホリデーで来る方は必須ですよ!時間たっぷりあるのでw
