どうも、NZ大好きヒロキ(@kobatch0820)です。
冬のニュージーランド(6〜8月)は日本と同じく寒さを感じる季節。
スキーやスノボーはもちろん、冬の空は澄んでいるため、星空ツアーにも絶好の季節です。
そんな冬のニュージーランドに合わせて、旅行や留学目的で訪れる社会人、学生の方も多いのではないでしょうか。
しかし、初めてニュージーランドへ行く方は現地の冬がどのような気候で、どのような服装がいいのか悩むかもしれません。
そこで、今回はニュージーランドで冬を経験した僕がオススメする冬の服装、および注意点をまとめてご紹介します。
冬のニュージーランドに行く予定の方、NZに滞在中でこれから初めて冬を迎える方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
ニュージーランドの冬はどれくらい寒い?

まず、ニュージーランドの冬はどれくらい寒いのでしょうか。
ニュージーランドはオーストラリアの南東あたりに位置し、割と南極側にも近いです。
日本と同じように四季があり、ニュージーランドの冬は日本と同様に寒くなります。
では、どれくらい寒いのでしょうか。
以下、ニュージーランドの各都市の平均気温(最高気温、最低気温)です↓
ニュージーランドは南半球なので、北へいくほど暖かく、南へいくほど寒くなります。
表を見てもわかるように、北島北部のオークランドは冬でも比較的温暖で過ごしやすい気候ですね。
反対に、南島南部のクイーンズタウンやインバーカーギルなどは、日本の真冬らしい寒さを感じるでしょう。
特に山間の市街地クイーンズタウンは気温も低く、雪が降ることも珍しくありません。
ただ、日本でいう北海道や北陸など、一部雪国のように極端な寒さはなく、気温変動も全体的に安定している印象です。
山間部の地域を除けば、平野部で気温が氷点下を下回ることも少ないので、日本よりも過ごしやすいかもしれませんね。
冬のニュージーランドの注意点は?

ニュージーランドの冬で気をつけたいのが朝晩の冷え込みです。
ニュージーランドは日中と朝晩の寒暖差が激しく、夏でも朝晩は冬なみに冷え込むことがあります。
冬場も同様で、晴れた日の日中はわりと暖かくても、朝晩は路面が凍ったりガラスに霜が降りることも珍しくありません。
特に、以下の点には注意が必要です。
- 路面が凍結しやすいので、場所によっては滑りやすい
- 車のフロントガラス、ワイパーなどが凍結しやすい
ニュージーランドで車を運転する方は十分注意しましょう。
また、歩行者も路面が滑りやすいことがあるので気をつけてください。
冬のニュージーランドでおすすめの服装

ニュージーランドでの服装ですが、基本的に日本で冬場に来ている服をそのまま持っていけば大丈夫です。
ただ、冬でも晴れの日の日中は暑く感じることもあるので、体温調節しやすい格好がベターです。
- 上着:ダウンジャケットなど
- 中間着:フリース、セーター、春秋用のカジュアルシャツなど
- 下着:ヒートテック、メリノウールなど
- ボトムス:長ズボン(ジーンズ、綿パンなど)
基本的に、上着を脱ぐことで体温調節することになるため、上着はなるべく持ち運びしやすいものがオススメです。
コートだと嵩張りやすいので、個人的にはコンパクトに収納できるダウンジャケットがおすすめです。
暑くなったらすぐにカバンにしまえますし、寒い時はパッと取り出して使えます。
では、具体的にどんなインナーやアウターがおすすめなのか。
インナーはユニクロのヒートテックでも暖かく過ごせますが、より保温性があり、かつ汗をかいても乾きやすいインナーといえばメリノウール素材のアンダーシャツです。
メリノウールなので保温性が高いのはもちろん、吸水性と速乾性もあるのでオールシーズン使えます。
僕もアウトドア用でこのアンダーウェアを買いましたが、体温調節しやすくてとても重宝しています。
ダウンジャケットはユニクロのものでも大丈夫ですが、南島方面へ行く方はユニクロのものだとちょっと物足りないかもしれません。
同じダウンジャケットでも、より軽量でより保温性の高い、アウトドア用のダウンジャケットがオススメです。
アウトドア用のジャケットは高品質なダウンを使用しており、軽量なのに保温性は抜群です。
ファッション性は劣りますが、実用的で便利なのがメリット。移動の多い旅行には最適ですよ。
オシャレ過ぎ&露出のし過ぎに注意!NZでは地味な格好の方が良い理由

最後にもう一つ、服装に関して注意点があります。
ずばり、ニュージーランドでオシャレ過ぎる格好や露出多めの格好はあまりオススメできません。
特に女性の方は、以下の格好は避けた方が無難です。
- 派手な色目の服
- スカートなど露出の多い衣類
- ブランド物のバッグ、アクセサリー
なぜ、このような格好がオススメできないのでしょうか。
理由はズバリ
- 盗難・強盗に狙われやすくなる
- 性犯罪に巻き込まれやすくなる
から。
えっ!?ニュージーランドって治安良いんじゃないの?
そう疑問に思うのもわかります。ニュージーランドは治安の世界ランキングで毎年トップクラスを誇る国ですからね。
でも、実際のところニュージーランドは日本に比べるとそれほど治安が良いとはいえません。(あくまで、日本と比較した場合)
なぜなら、ニュージーランドでは殺人などの重犯罪率は低いものの、盗難・強盗や置き引き、車上荒らしなどの軽犯罪は非常に多いからです。
どれくらい多いかというと、あるデータによると発生率は日本の7倍以上にものぼります。
つまり、確率論的にいうと日本の7倍も被害に遭いやすいということ。
また、性犯罪の発生率も日本に比べて高いため、露出が多い格好をしていると狙われやすくなります。
特に、体格的に小柄なアジア人女性(日本人女性含む)は狙われやすい傾向にあります。
こうしたリスクから逃れる方法は、とにかく目立たない格好をすることです。
もちろん、オシャレしたい!という気持ちは分かりますが、こういう危険性もあるという事をしっかりと心に刻んで、ほどほどに留めておきましょう。
どうしてもオシャレしたい!という女性の方は、アウトドア用のファッションがおすすめです。
アウトドア用ファッションなら動きやすいし、お金持ちそうに見えない(?)ので防犯対策にもなりますし。
詳しくは山ガールファッションを参考にしてみてください。
紫外線対策も忘れずにしましょう

紫外線対策と言えば夏だけのイメージですが、冬場も忘れてはなりません。
なぜなら、ニュージーランドの紫外線は日本の比にならないほど強烈だからです。
よく聞く話では、ニュージーランドの紫外線は日本の7倍以上もあるんだとか。
僕は冬場に外仕事をしていたのでよくわかりますが、冬でもすぐに日焼けします。
しかも、日焼けするとかなり痛い…。
なので、冬だからと言って紫外線対策を怠らないように注意しましょう。
日焼け止めクリームはニュージーランドでも簡単に入手できますが、日本で使い慣れたものが良いという方は日本製のものでもOKです。
日焼け止めクリームでよく見かける「SPF」の目安は “50+” くらいが良いでしょう。
ニュージーランドの紫外線から身を守るためには、少し強めの日焼け止めクリームの方が安心です。
ただし、敏感肌の方は「SPF」の強さにこだわらず、自分の肌に合うと思うものを選んでください。
こまめに塗り続ける必要があるため、肌に合うかどうかも重要ですからね。
おわりに
以上、ニュージーランドの冬の服装について述べました。
冬の服装について簡単にまとめると、
- 基本的に日本の冬と同じような服装でOK
- 派手な格好は避ける
- 個人的にはアウトドア用のファッションがオススメ
- 冬でも紫外線対策は必須
以上です。
これから初めてニュージーランドへ行くという方は上記の点に注意し、ニュージーランド旅行や留学を楽しんできてくださいね。
