これからニュージーランドでワーホリしたいけど、いつ・どのタイミングで渡航しようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
それゆえ、いつ渡航するのが最適なのかネットで色々と情報を集めるかと思います。
しかし、ワーホリする目的によってベストな渡航タイミングも変わってくるので、こればかりは人それぞれというのが結論になってしまうでしょう。
ただ、僕が思うに目的関係なく渡航に最適なタイミングがあるのも事実です。
そこで、今回はニュージーランドでワーホリする上で最適な渡航時期はいつか?という話をしていきます。
Contents
まずはニュージーランドの気候を把握しておこう

まず渡航する前に、ニュージーランドはどのような気候かを把握しておきましょう。
知っているかもしれませんが、ニュージーランドの季節は日本と逆です。日本が夏ならニュージーランドは冬、日本が冬ならニュージーランドは夏になります。
そして、ニュージーランドにも日本と同じく四季があり、夏は暑く冬は寒いです。では、気候は日本と比較してどうなんでしょうか。
以前書いた記事ニュージーランドの冬はどんな服装がベスト?からそのまま引用した年間気温早見表をまずは見てみましょう。

上の表はニュージーランドと日本の四季を合わせるために6ヶ月ずらしてあります。
表より、ニュージーランドは日本みたいに極端に暑かったり寒かったりする事がないので、比較的過ごしやすい気候であることが分かります。
とは言っても、冬は普通に寒いです。特に南島は。
また、気になる天気ですが、日本と同じくらいかそれ以上に雨の日が多い気がします。
特に例年6〜8月の冬場に雨天の日数・雨量ともに多い傾向にあります。
ニュージーランドの冬は寒い上に天気も良くない日が多いので、この時期は外出しない日が多くなるかもしれません。
逆に12月〜3月の夏季シーズンは例年晴天の日が多くなる傾向にあるので、外での観光やアクティビティに最適なシーズンと言えます。
また、フルーツの収穫期でもあるため、ファームや果樹園の仕事の募集も増えてきます。
渡航する最適なタイミングはワーホリする目的によって変わってくる

ニュージーランドの気候でみると、夏季シーズンが最もニュージーランドを満喫できる時期なのでこの時期を狙って渡航するのがベストと考える方も多いと思います。
僕もそのうちの1人でした。
しかし、ワーホリする目的も人それぞれ。
季節労働(シーズナルワーク)をメインにしていく方であれば仕事が最も得やすい夏前の渡航がベストでしょうし、ワーホリ初期に語学学校に3ヶ月以上ガッツリ通うのであれば冬場に渡航しておくのがベストかもしれません。
ニュージーランドの美容室やエステで働きたい方、バリスタの資格を取って現地のカフェで働きたい方、ファームステイやWWOOFをメインでしたい方、バックパッカーズでエクスチェンジをしたい方、キウイフルーツのパッキングやチェリーピッキングがしたい方・・・
人それぞれ色んな目的があるかと思います。
中には何となく渡航する人もいます。
つまりは、渡航時期・タイミングも人それぞれという事になるのです。
こう言ってしまったら、本ブログタイトルの意味が無くなってしまいますね(笑)
でも、僕は目的に関係なく渡航に最適なタイミングがあると考えています。
では、1年のうちでどの時期がニュージーランドへ行くのに適しているのでしょうか。
渡航する時期・タイミングはいつがベストか?

いきなり結論から言ってしまうと、ニュージーランドの春から夏前にかけてが渡航のベストタイミングだと考えています。
具体的に言うと、10〜12月にかけて。
なぜ、この時期がベストかという理由は以下の3つ。
- 日本とニュージーランドの気温差が比較的少ない
- 仕事が比較的見つけやすい
- ワーホリを3ヶ月延長すれば夏を2回堪能できる
それぞれ具体的にみていきましょう。
まず、日本とニュージーランドの気温差が比較的少ない件について。
渡航時に体調を崩す原因の1つが日本とニュージーランドの気温差があります。
特に日本の夏に渡航する場合、暑い場所から急に寒い環境で過ごす事になります。
季節の変わり目(特に秋冬)は体調を崩しやすいと言われていますが、渡航による気温差には要注意したいもの。
ですので、渡航するのであれば比較的気温差の少ない春、秋を狙うのがベター。
特に日本の秋10〜11月頃であれば日本とニュージーランドの気温差も少なく、渡航後は徐々に暖かくなってくるので体調を崩しにくいと言われています。
続いて、仕事が比較的見つけやすいのも最適シーズンに選んだ理由の1つです。
もちろん、職種にもよりますが、ニュージーランドでは全体的に観光シーズンの夏が最もワーホリ向けの仕事の採用が多い時期でもあります。
ただし、シーズン開始に行けば直ぐ仕事を得られるというわけでなく、何週間も何ヶ月も前にアプライしておく必用があります。
例えば、ワーホリの間で人気の仕事と言えばチェリーピッキング。
シーズン始まりは12月末〜ですが、アプライ開始は9月下旬〜10月初旬にかけてなので、早めに行って準備しておくとより仕事を得られやすくなります。
また、街のレストランやカフェなどの仕事をメインで探す方もこの時期がベストです。
これから夏に向けて観光客が増えてくるので、それに備えて求人も多くなる傾向にあるからです。
最後に、ワーホリを3ヶ月延長すれば夏を2回堪能できる件について。
ニュージーランドのベストシーズンと言えば夏ですよね。
観光やアクティビティに最適なシーズンで、なおかつ仕事も多い。
そして、日本の夏に比べて乾燥しており、空気が涼しいのでとても過ごしやすいんですね。
そんな夏をワーホリ中に2回も経験できたら嬉しくないですか?
冬の方が好きという方でしたらお詫びしますが、恐らくニュージーランドへワーホリ行く方の多くは夏をメインに考えているのではないでしょうか。
冬を2回経験するよりは夏を2回経験した方ができる事の幅が広がりますし、旅を計画している方もより多くの場所を訪れることができるでしょう。
もちろん、3ヶ月延長には条件がありますので、興味の有る方は下記関連記事を参照してみて下さい。

以上、渡航のベストシーズンについて述べましたが、続いてはもし僕がもう一回ワーホリできるなら、という前提で考えた僕の理想ワーホリプランをご紹介します。
もし、もう一回ワーホリできるなら。僕の理想ワーホリプランを考えてみた

僕がワーホリでニュージーランドに渡航したのが2016年1月12日。
ちょうどニュージーランドの真夏で渡航するにはベストシーズンでした。
しかし、これまでの1年3ヶ月を振り返ってみて、やっぱりこのタイミングに渡航しておけばあれもこれもできたな〜、と思う所がいくつかあります。
そこで、もしも神様がもう一回ニュージーランドでワーホリする事を許してくれるなら、次の様なワーホリプランを立てるでしょう。
・12月中旬にニュージーランドへ渡航
↓
・2週間クライストチャーチに滞在してIRD、銀行口座開設、車の購入など必用な準備をする
↓
・1月初旬にクロムウェル入り。 Central Cherries で1ヶ月間チェリーのソーティングの仕事をする(10月にオンラインでアプライしておく)
↓
・2月に北島テプケに行きキウイフルーツパッキングのアプライをする
・アプライ後ヘイスティングスに行ってブルーベリーの仕事をする
↓
・3月初旬にテプケ入り。仕事のインダクション後、中下旬からパッキングの仕事スタート
↓
・6月下旬、キウイの仕事終了後南島ブレナムへ移動し9月中旬までヴィンヤードの仕事をする(同時にビザの延長も済ます)
↓
・9月中旬以降、アッシュバートンに移動し12月中旬までアスパラガスの仕事をする
↓
・12月中旬、再びクロムウェルのCentral Cherries で翌年1月末までソーティングの仕事
↓
・2月から約3週間、南島をラウンド(一周)する
↓
・2月下旬から3月中旬(ビザ期限)まで北島をラウンドする
以上、長くなりましたが僕の理想ワーホリプランをご紹介しました。
今思えば前年の12月に渡航していれば、チェリーの仕事が2シーズン連続でできたのにな〜、と考えてしまいましたが、どちらにせよ楽しかったので全て良し!笑
参考までに、フルーツ系の仕事の関連記事も載せておきますので、興味がありましたらどうぞ。
→キウイフルーツパッキングの仕事が稼げる?僕が3ヶ月で稼いだ額は?
→NZで一番稼げる仕事!?クロムウェルでチェリーの仕事をゲットするための手順
年始付近に渡航予定の方必見!できれば年末までに渡航した方が良い理由

最後にもう一つ、僕から提案があります。
もし、年明け付近にニュージーランドへ渡航される予定の方がいましたら、多少無理をしてでも年末までに渡航しておく事をお勧めします。
では、なぜ年末までに渡航しておいた方が良いのでしょうか。それは、年末に出発するか年始に出発するかで住民税を支払うか支払わないかが決まるからです。
これは、今までサラリーマンやOLとして収入を得ていた人に大いに関係ある話ですが、仕事をして収入を得たら住民税を支払う必用がありますよね。
住民税の額は基本的に前年度の収入を元に計算されるので、所得が多い人ほど翌年に支払う住民税も多くなります。
そして、前年度の住民税が確定するのが毎年1月1日。住民税が課税される条件は1月1日に日本に住民登録がされている事。
つまり、裏を返せば1月1日までに住民登録を解除(住民票を抜く)すれば翌年に住民税が課税されない(免除)という事になります。
住民税って結構ばかにならないですよね。
給料明細を見ると毎月1〜2万円くらい引かれているアレですが、年間にすると20万円前後も支払わなければならないのです。
僕の場合、仕事の退職の都合でタイミング悪く1月の渡航だったため、しっかりと住民税の請求書が来ました。
そして、その額は何と30万円越え!!税金だけで30万円も飛んでいきました(泣)
30万円もあれば2ヶ月も語学学校に通えるのに。
ただし、住民税が免除されるのには以下の2つの条件が必用になります。
- 1月1日に日本に住民登録されていない
- 1年以上海外に滞在していること
つまり、年末に渡航しても1年以上海外にいなかったら住民税が請求されます。
ですので、ワーホリの方は期間いっぱいまで滞在するか、ビザ延長するなどして1年以上滞在するのがベターです。
そういう事で、1月中に渡航を予定していて1年以上滞在するのであれば、ぜひ年末までに渡航する事を検討してみてはいかがでしょうか。
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