ニュージーランドに限らず、ワーホリ行く方の半数以上はノートパソコンを持っていくかと思います。
でも、パソコンと言ってもスペックも色々ありますし、価格も高いものから安いものまで実に様々です。家電量販店に行くとどれにしようか悩んでしまうでしょう。
そもそも、ワーホリで使うパソコンはどういうものがベストなのでしょうか。そこで今回は僕の経験から、ワーホリ用にふさわしいパソコンの選び方や、僕がお勧めするノートPCをいくつかご紹介します。
これからワーホリ行く方はパソコン選びの参考にしてみて下さい。
Contents
そもそもワーホリでパソコンは必用?購入目的や用途は?

まず最初に、ワーホリでノートパソコンが必用なのかというお話をしていきましょう。
結論から言うと、ワーホリでパソコンは絶対とは言いませんが8割方必用です。
では、なぜ必用なのでしょうか。ワーホリでパソコンを使う用途としては以下が挙げられます。
- CV(履歴書)の作成
- 仕事のオンラインでのアプライ(仕事探し)
- 仕事アプライ後のメールのやり取り
- バックパッカーズやツアー等の予約
- 映画やYoutube等の鑑賞
- ブログの執筆(やっている方のみ)
- 撮影した写真などの管理(データバックアップやSNSへの投稿など)
特にパソコンが必用だと感じたのが、CV(履歴書)を作成する時ですね。仕事のアプライやメールのやり取りはスマホでもできますが、CVの作成はさすがに無理があります。できたとしても、パソコンでやったほうが断然早いです。
そして、恐らくワーホリする方のほとんどは現地で仕事をすると思いますが、現地のカフェやレストランで働こうと思うとCVが必用になってきます。CVなら手書きで良いんじゃね!?と思うかもしれませんが、手書きだと受け取ってすらくれない事が多いです。ちゃんとPCを使って書く必用があります。
PCなら大きな図書館に行けば借りることができますが、使えるPCのある場所が都市部の図書館に限れるのと、あっても人が多いので長時間待たなければならない不便さがあります。
他にも撮影した写真のバックアップを取りたい時や、デジカメ・一眼レフで撮った写真をSNSにアップしたい時、一旦パソコンを経由しないといけません。
もちろん、ワーホリにパソコンが必須な訳ではありませんが、あると非常に便利ですし出来る事の幅が広がります。そういう訳で、もし「ワーホリにパソコンが必用かどうか?」と聞かれたら、僕なら迷わず持って行く事をお勧めしますね。
タブレット(iPadなど)はパソコン代わりになるのか?

とは言っても、パソコンって結構重たかったり値段も高かったりしますよね。
そこで、コンパクトで比較的安価なタブレット(iPad、Androidタブレットなど)をパソコン代わりに持っていくのはどうか?と思う方もいるでしょう。そもそも、タブレットはパソコン代わりになるのでしょうか。
結論から言うと、パソコン代わりにはなるがお勧めはできない、です。
ではなぜお勧めできないのか。僕がお勧めできないと思う理由は以下の通りです。
- タッチ式キーボードなので文字の入力に時間がかかる
- コピー&ペーストがタッチ操作
- 画面が小さい
- データの管理がパソコンみたいに融通がきかない
まず、文字入力に時間がかかるという件ですが、タブレットはタッチ操作をメインとした端末なので、キーボードも画面上に表示されます。
僕自身、iPad mini4 を持っていますが、この画面上のキーボードはノートパソコンに比べて非常に打ち辛いですね。僕はブログの作成時は常にブラインドタッチ(キーボードを見ずに入力すること)で入力しますが、タブレットだとそれが出来ない。
ブラインドタッチはキーボードの位置を指の感覚で掴みながら文字を打っていくのですが、画面入力だと位置が分からないので打つ度に画面を見なければなりません。それに、両手で打つと手で画面が隠れて見辛いんですね。
それ故に、作業効率が大幅に低下してしまいます。もし、タブレットをパソコンとして使うならタブレット用の外付けキーボードを付けるという手もありますが、ノートパソコンのキーボードに比べると小さく打ちづらいというデメリットがあります。
引用:Amazon
また、文章のコピー&ペースト(コピペ)が面倒という一面もあります。たとえ外付けキーボードがあったとしても文章のコピペをする時はタッチ操作で行なわなければなりません。
パソコンであればタッチパッド操作1つでコピーしたい文字や文章をポインタで選択できますよね。CVを書く時もこのコピペをよく使うので、パソコンの方が作業が捗ります。
画面が小さいのは言うまでもないと思います。僕が持っているiPad mini4 の画面サイズは7.9インチで、一般的なノートパソコンの11〜15インチに比べてかなり小さいです。ちょっと大きめのiPad Air2 でも9.7インチとパソコン代わりとして使うにはちょっと小さいかなと個人的には思います。画面が小さいと目が疲れるのでね^^;
あと、もう一つ不便だと感じるのが写真やビデオなどのデータの管理。パソコンであればUSBやSD(又はmicroSD)等の端子が標準で付いておりデータの出し入れやコピーがドラッグ・アンド・ドロップで簡単にできますが、iPadやタブレットはUSBやSD変換用のケーブルを買わないといけないうえに、アプリ上で行わなければならないので色々と面倒です。
また、iPadの場合はコピーや移動できるファイルが写真や動画等に限られ、パソコンのように融通がきかないのが最大のデメリットといえます。
以上が、僕がタブレットをパソコン代わりとしてお勧めできない理由ですが、用途によってはタブレットでも十分な場合もあります。
インターネット検索やメールのやり取りだけであればタブレットでも十分対応できますし、多少不便とはいえCVの作成もタブレットでできます。iPadであればiOS標準搭載のアプリ「Pages」でワードファイルの作成も出来るので、お勧めでないとは言えタブレットだけでもワーホリを乗り切る事は可能でしょう。
ワーホリ用のパソコンを選ぶ5つのポイント

続いてはワーホリ用のパソコンを選ぶためのポイントをご紹介しようと思います。僕がワーホリしてて感じた事を踏まえると、選ぶポイントは以下の5つになります。
- 軽量・コンパクト
- 電池の持ちが長い(10時間前後)
- 無線LAN(Wi-Fi)が使える
- USB端子、SD(もしくはmicroSD)カードスロットが搭載されている
- 内蔵カメラが搭載されている
この中でも特に重要なのが最初の「軽量・コンパクト」であること。ワーホリしていると仕事探しや旅行などで何度も引っ越しを繰り返すことになるでしょう。1つの場所に居続ける事はあまりないと思います。
そんな時に重たくて嵩張るパソコンなんて持ってたら移動が大変ですよね。ワーホリの方なら持てる荷物に限りがあるはずなので。軽量・コンパクトなパソコンであれば持ち運ぶ際の負荷も比較的小さくて済みますし、嵩張らないので持ち運びも便利です。
二つ目の電池の持ちが長い事も意外と重要です。特にバックパッカーズの滞在をメインとしている方は、電源プラグの確保が思いの外大変。中には6人部屋にプラグが2つしかないバッパーもあります。そうなったら争奪戦です(笑)ですので、使わない時に充電しておいて、充電後に長時間使用できる程のバッテリーの持ちがあるパソコンが便利ですよ。
無線LAN(Wi-Fi)については今どきのパソコンはほぼ全て搭載されているでしょう。ニュージーランドのネットは基本的にWi-Fi接続になるので、無線LANが使えなかったらネットが使えません。
また、パソコンとしてUSBやSDカードスロットは最低限欲しいところです。デジカメで撮った写真をPC内に取り込んだり、PCで作成したCV(履歴書)のデータをUSBにコピーして図書館で印刷してもらったりと、意外と必用な場面が多いです。
最後の内蔵カメラですが、これはSkype等でテレビ電話する時に役立ちます。長く会っていない家族とテレビ電話するもよし、久しぶりに日本にいる親友と連絡取るもよし。正直、iPhoneを持っていればそれで十分ですが、付いていないより付いていた方が便利でしょう。(てか、今どきのパソコンにはほとんど内蔵カメラが搭載されています)
僕がお勧めするワーホリ用ノートパソコン5選

さて、いよいよワーホリ用のパソコンを選ぶ段階に入りますが、ここでは僕がワーホリしててこれはお勧めできる!というノートパソコンを厳選して5つご紹介します。
ぜひ、パソコン選びの参考にしてみて下さい。
Dell ノートパソコン Inspiron 11 Celeronモデル
CPU:インテル Celeron N3060
画面サイズ:11.6インチ
重量:1.18kg
バッテリー駆動時間:最大9時間
RAM:4GB
ROM(内蔵メモリ):32GB
端子:USBポート×2、microSDカードリーダー、イヤホンジャックなど
まず初めにご紹介するのがDellの11インチ型ノートパソコン。世界的に有名なDellのノートパソコンの特徴は、コストパフォーマンスの良さ。
11インチ型モデルの価格は3万円代でありながら、重さ1.18kg、バッテリー駆動時間が約9時間と軽量・コンパクトで電池の持ちも良く、抜群のコストパフォーマンスを誇ります。必用最低限のパソコンとしての機能はこれ一台で十分ですので、低価格でコスパの良い、まさにワーホリ向けのパソコンと言えるでしょう。
ただ、画面が11.6インチと小さめなので、大きめの画面を希望であれば3つ目以降にご紹介する13.3インチの方をお勧めします。
また、内蔵メモリは32GBと物足りない感は否めませんが、microSDカードを常備すれば実質メモリ容量を増やす事も可能です。もしくは、外付け用のHDD(ハードディスク)を別で持って行くと良いかもしれません。
僕が愛用している外付けHDDはこちらをご参照ください。容量は1TBもあれば十分でしょう。買って2年が経ちますが、一度もトラブルなく使えています。さすが、日本製。
ASUS VivoBook 11.6 E200HA
CPU:インテル Atom x5-Z8350 プロセッサー( 1.44 GHz/最大 1.92GHz )
画面サイズ:11.6インチ
重量:0.96kg
バッテリー駆動時間:最大9.5時間
RAM:4GB
ROM(内蔵メモリ):32GB
端子:USBポート×2、microSDカードリーダー、イヤホンジャックなど
2つ目はASUSの11インチ型ノートパソコン。価格もスペックもDellのノートパソコンとほぼ同じですが、気になるのがメーカー。ASUSは台湾のメーカーで、一見すると大丈夫なのか不安かもしれませんが、実はパソコン関係のメーカーでは世界トップレベルの技術を持ち合わせており、その技術は日本よりも優れているとのこと。
こちらは、Dellのノートパソコンに比べて約200gも軽く、電池の持ちは約0.5時間も長いという、素晴らしいコストパフォーマンス。個人的にはこのパソコンが一番お勧めです。僕の最初のワーホリ友達もこのパソコンを使っていました。
ASUS Zenbook 13.3 BX310UA
CPU:インテル Core i5-7200U プロセッサー( 2.5 GHz/最大 3.1GHz )
画面サイズ:13.3インチ
重量:1.4kg
バッテリー駆動時間:最大8.7時間
RAM:8GB
ROM(内蔵メモリ):256GB
端子:USBポート×3、USB TypeC、SDカードリーダー、イヤホンジャックなど
3つ目は先程ご紹介したメーカーの13.3インチバージョン。11.6インチじゃ物足りないという方に向いています。
実際に見てみると分かるのですが、11.6インチと13.3インチではその大きさはかなり違って見えます。CVなどの文章作成メインであれば11.6インチでも十分ですが、Youtubeなどの動画を見るとなると13.3インチの方が圧倒的に見やすいです。
画面が大きい分、重量も1.4kgと重たいですが、薄型でコンパクトなので持ち運びは便利です。また、CPUやメモリもワンランク上なので11.6型に比べてより快適な動作を示してくれるでしょう。
LG Gram 13Z970-ER33J
CPU:インテル Core i3-7100U プロセッサー/動作周波数:2.4GHz
画面サイズ:13.3インチ
重量:0.84kg(840g)
バッテリー駆動時間:最大8.7時間
RAM:4GB
ROM(内蔵メモリ):180GB
端子:USBポート×2、USB TypeC、microSDカードリーダー、イヤホンジャックなど
画面は13.3インチが良いけど、重たいのがな〜。そんな方にお勧めなのがLGのノートパソコン。マグネシウム合金でできたボディは、13.3インチでありながらその重量は何と840gと驚異的な軽さを実現しています。そして、ただ軽いだけではなく強度が高いのも特徴。
バッテリー駆動時間も約9時間と、ワーホリ用のパソコンとしては十分過ぎる性能でしょう。価格は9万円前後ですが、これだけ高機能で携帯性・利便性を兼ね備えていると考えるとかなりお買い得かなと。
このモデルは僕がクロムウェルのチェリーの仕事で知り合った日本人友達が持っており、激推しされました。
Macbook Air
CPU:インテル Core i5 デュアルコア/動作周波数:1.6GHz
画面サイズ:13.3インチ
重量:1.4kg
バッテリー駆動時間:12時間
RAM:8GB
ROM(内蔵メモリ):128GB
端子:USBポート×2、SDカードリーダー、イヤホンジャックなど
最後、5つ目は王道のMacbook Air。僕もこのMacbook Airを使っていますが、紹介した5つの中では一番お勧めしたいノートパソコンです。
価格は10万円前後と高めですが、スペックは申し分なく、何より以下の点が素晴らしい。
- スタイリッシュでカッコいい
- 薄くて持ち運びが便利
- 抜群のバッテリー駆動時間
- 圧倒的な起動時間の速さ
- タッチパッドが使いやすいなど、圧倒的なユーザービリティの高さ
- ACアダプター(充電器)がコンパクトでオシャレ
以前はWindowsを使っていましたが、Mac OSを使ってからはもうWindowsには戻れなくなりましたね。特に起動の速さは感動ものです。スリーブからものの数秒で立ち上がるので、本当にストレスなくパソコンを開けます。
まぁ、ワーホリでさすがにここまで高性能なPCは必用ないかもしれませんが、これからワーホリ後もずっと使い続けていくのであれば、金額ではなく自分が納得する物を選ぶと良いでしょう。
まとめ
以上、ワーホリ用のパソコンお勧め5選をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。もちろん、今回ご紹介したパソコンは氷山の一角に過ぎず、家電量販店に行けば選べない程のモデルがずらりと並んでいます。
パソコンを選ぶコツとしては、本文中で紹介した5つのポイントを抑えながら、実際に目で見て確かめること。画面の大きさなんて実際に見てみないとわからないですよね。まずは家電量販店に行き、実際に見て触って感触を確かめてみると良いでしょう。
以上、パソコン選びの参考にして頂けたら幸いです。
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